家族の愛に膨らむ感謝心
「成人の儀」を実施

二十歳の門出「成人の儀」は、社会人としての責任を自覚し、世の中に貢献する心を引き出す儀式です。二度とない大切な節目の時に、生み育ててくれた両親に感謝し、その思いを受け継ぐ心を願うひとときでもあります。例年、集合形式の儀式も行っていましたが、ことしは感染症対策の一環として、家族ごとの儀式のみを執り行っています。

多くの人の支えで今がある自分
「おめでとう」「もう二十歳かあ」両親や兄弟、祖父母に囲まれ、うれしそうにほほ笑む新成人。りんとした緊張感が漂う中で儀式がスタートすると、伝導師の言葉にうなずき、深くこうべを垂れる姿がありました。神飾りに託して、神に真剣に思いを語る我が子の様子を、じっと見詰める両親の愛にあふれた笑顔が印象的です。神のお言葉を耳にしながら、家族と共に歩んできた日々を思い出して目を潤ませる若人もいて、どの儀式も温かい雰囲気に包まれています。
ある家庭では、大病を克服した我が子の成人を家族みんなでお祝い。「これからも、一日一日を大切に歩んでほしい」という親御さんの言葉を受けて、若人は「お母さん、いつも私の体を心配してくれてありがとう」「お父さん、ずっと送り迎えしてくれてありがとう」と、あふれる涙をこらえながら、家族一人一人に感謝を伝えました。

輝く未来に思いをはせて
兄の死を乗り越えて、友輝会でコツコツ学んできたという若人は、儀式終了後、満面の笑みで語ってくれました。「気が付けば兄より年上になっていました。今、販売の仕事に就いて、いろいろな人と触れ合っています。とにかく人のお役に立てることがうれしいです。ここまで来られたのは、支えてくれた家族のおかげ。兄ができなかった分、精いっぱい親孝行します」と。
親御さんが若い頃、自分で仕立てて成人式に着たという着物を譲り受け、儀式に臨んだ人も。着物と共に、教えを軸に生きる両親の姿を受け継いで、「悔いのない道をしっかり歩んでいきたい」という決意も確かなものとなっています。
頼もしさを感じさせる若人の姿。一人一人が豊かな感性を身に付け、自身の持つ運命を輝かせて、明るい未来をつくり上げていくことでしょう。

「成人の儀」は神総本部、全国の偉光会館で実施しています。お申し込みは随時受け付けていますので、若人の新たな門出を祝って、ぜひご家族そろってご参列ください。