令和4年3月6日――。雲一つない澄みきった青空。この日を祝うかのように、満開に咲き誇る光明殿の白梅、紅梅。全てが神のお計らいの中で運ばれていく、不思議な「――神の救世ものがたり 新章のはじまり――」です。
神総本部真実の光会館で行われた「安明殿参道整備清めの儀」。今後、約2年をかけて、神の座「光明殿」と、仏の座「安明殿」が参道を通して真っすぐにつながり、本来あるべき姿へと前進していきます。真実の光会館の環境が引き上げられ、神に、仏に「真っすぐ」な思いを向けるところに、誰もがさらなる開運へ近づいていく。まさに、一人残らずの人生が引き上げられる一大慶事なのです。儀式には、神示教会の地域を預かる地域窓口が参列しました。
救いの力が増すことへの感謝を深く
神の光をかたどった徽印が、まぶしいばかりに光り輝く光明殿。教主正使者供丸光先生と神奉仕供丸清先生は、入り口で深々と一礼され、神の御前へと歩みを進められました。供丸光先生は、「全ての機が熟し、この日を迎えることができて心が躍っています」と思いを述べられ、清めの儀へ。神の使い人であるお二方が、参道を整備する場所を丁寧に丁寧に清め、供丸光先生が九字を切ってくださいました。清めが始まると同時に、寒さが和らぎ、光明殿を包んだ温かい空気。「神の愛」を一人一人が感じた瞬間でした。
使者が神につなぐことで、神の力が動いて清めがかない、神示も下りる不思議な現象が起きてきます。このたびの整備によって多くの人の心が救われること、心の故郷に出入りを重ねるほど、心が高く清められ、神の力、不思議を体験していくという、希望にあふれる神示が表されました。
最後に、供丸清先生は、真実の光会館の建設も、全てが神の手の中だったことをお話しくださいました。「神様がつくったものがたり。これで終わりではない。今、まさに形になろうとしています。教会にとっての大切な門出、本日はおめでとうございます」。
儀式の後、供丸光先生は、このように言われました。「『心の故郷』という神示の一節に、直使の思いを感じ、胸が詰まりました」「真実の光会館は全ての軸。全ての環境が動き、各地の偉光会館もぐっと引き上げられます」。
「本当に救われるだろうか…」そんな気持ちが恥ずかしくなるほど、真っすぐにつながる参道。神に仏に真っすぐに向ける、希望の光が通る「心」そのものです。参道橋の右手に安明殿を望み、まだ見ぬ参道を思うたび、心を磨く思いがますます高まります。
神につながる心を体感し、新たな誓いが
終了後、全国の地域窓口が集い、安明殿参道整備の意義をつかみ、多くの人々を救いにつなぐための思いを一つにしました。
「『救世の発会式』のようなひとときでした。清らかさ、すがすがしさを感じた後、熱いものが込み上げました。単に神示教会の歴史の1ページが加わったのではなく、後世まで神話と残る場に立ち会えた事実。自分には、それを語り継ぎ、神の願われる一人一人の救いのために心を尽くす責任があると、身が引き締まりました」
「儀式の時の祈願がいつもと違いました。心にふっと浮かんだことを素直に語ると、すーっと神に通っていく感じ…。形が整う前に、真っすぐに神へとつながる『心』を体感させていただきました」
「神と出会えたのは両親のおかげ。そう思ったら、感謝とともに、故人、先祖への気持ちが引き出されました。いまさらながら、安明殿の価値が心に染み入ります」
神に、仏に、深まる感謝。参道が整うまで、自分も、周りの人も、もっと心を高めていきたいと、各自が誓いの気持ちを新たにしています。