令和4年4月24日、北海道帯広に、新たな神の館が開所しました。
この日を共に祝うかのように、帯広では、桜が観測史上、最も早い開花を迎えたばかり。うららかな春の日差しが降り注ぐ中、神主教会長先生、教主正使者供丸光先生、神奉仕供丸清先生をお迎えして、開所記念式典を挙行。全国で37カ所目となる偉光会館の誕生です。
式典に先駆けて、教主、神奉仕によって、偉光会館に神の御魂を宿していただく清魂の儀、ならびに建物の清めの儀が執り行われました。木の香りが漂う真新しい神殿では、誰一人、微動だにしない張り詰めた雰囲気の中、儀式が進んでいきました。供丸光先生と神との間で交わされるやりとりから感じられるのは、一人一人の仕合せだけを願われる神の深い愛。神の使い人による入魂の九字は、その波動が感じられるほどの迫力で、「確かに今、神魂が根付いてくださった!」と誰もが実感したのです。荘厳で、清らかながら、とても力強い儀式。明らかに空気が変わり、何とも言えないぬくもりに心が包まれました。「この地がもっと救われていく」「みんなで絶対仕合せになろう」各人の心に感謝と喜びがあふれ、感動の涙が込み上げました。
「今」開所した価値を感じて
儀式の後、帯広から全国に中継を結んで行われた開所式。共に笑い、涙を拭い、全国どこにいても距離を感じない一体感がありました。
神奉仕供丸清先生は、神の分魂が偉光会館に宿った事実を、「心を変えてくれる役割の神様が、ずっと皆さま方といてくださるということ」と語られました。
供丸姫先生、供丸斎先生の愛の御心を受け継ぎ、全国に偉光会館を…と心を砕いてこられた神主教会長先生。「家族が連れ立ち、偉光会館に心を向けることを、我が家の生活のリズムに取り入れていただきたい」との熱い呼び掛けに、出席者は大きくうなずいていました。
「信者の人生は、神の手の中、守られ、導かれ、『正道』をゆく人と成る」。開所式に向けて表された神示を、教主正使者供丸光先生は、「その時、その土地に必要な言葉」とお教えくださいました。全国で37カ所目、北海道では3カ所目となる帯広偉光会館。津々浦々に神魂が根付くたび、確実に実体が引き上げられ、神の教えを軸に豊かな心が育まれて迎えた「今」。「神魂が根付いて、この地を守って、導いていく。今の教会には、それだけ『人を開運へ導く力』があるということです」教主は、時代の流れの中で、救世環境が大きく高まっていることをお説きくださったのです。
最後に、信者の代表が感謝を込めて、生き方を高める決意を発表しました。「帯広偉光会館を活用して、活用して、活用し尽くして、『仕合せ』と言い切れる人生を歩みたい」この方が長年、人知れず抱えてきたのは夫婦の悩み。「何十年も目を背けてきた自分の本心に、今こそ向き合い、修正したい」。等身大で力強く語る姿に、出席した誰もが大共感。惜しみない拍手を送りました。
感謝と喜びのウエーブが全国に
「今度は家族と参拝したい」「ここが神の町になっていくと思うと、うれしくてたまらない」帯広偉光会館は高揚した雰囲気に包まれ、それぞれに目をキラキラ輝かせて喜びを語っていました。
「『生まれ育った地に神魂が宿る日』。駐車場に足を下ろした瞬間、感謝で立ちすくみました。神門の前でも、神殿の前でも、また立ちすくみました。家族で折有るごとに参拝したいです」
「神示で『この地の姿』を教えていただいて、心にピッと軸が通りました。5年先、10年先、何があるか分からないけれど、偉光会館に足を運んでいけば、絶対乗り越えられる。今、心がすごく晴れやかで、仕合せ色に染まっています」
神総本部、各偉光会館にも、感動の声が寄せられています。「発表者のお話から、夫への正しい関わり方のヒントを頂きました。心の奥底を見詰めた時、私も、どこか上から目線だったって気付いたんです。もっと夫に寄り添う気持ちが持てるように、神殿でしっかり祈願して帰ります!」
「近圏の自分が活用している神総本部を愛(め)でる気持ちが湧き上がりました。今、真実の光(みち)会館では、安明殿の参道整備が進んでいます。完成までの2年、生き方を高めていきたいと思いました」
神魂誕生20周年の大きな節目に誕生した偉光会館。神魂が宿る神所の価値が一人一人の心に刻まれ、参拝に、学びに、足を運ぶ思いが新たになっています。
開所式の神示に表されたとおり、折に触れて神の館に足を運びましょう。神殿で祈願するたびに心が晴れ渡り、勉強会に出るたびに正しい生き方をつかむことができ、必ず生きがいある毎日を送ることがかないます。