自分の意志ではかなわないことの一つが、親子の出会い。神が巡り合わせてくださった、今生限りの間柄です。我が子の仕合せを願うのが親心でも、思いが届かなかったり、つい求め過ぎたり…。心の擦れ違いに悩む人も多いのではないでしょうか。
親子の心(人生)をつなぐのは信頼
「心の道」を共に歩む親子のつながりは 「教え」のある家庭に自然と深まってゆく
親子の心(人生)をつなぐのは信頼
「心の道」を共に歩む
親子のつながりは
「教え」のある家庭に
自然と深まってゆく
『真実の光・神示 平成30年版』41ページ
信頼は自分の関わり方次第で
6月19日の「親の会」で神示を食い入るように見詰めていたのは、15歳から30歳までの未婚者(友輝会)の親御さんです。「自分が変わる 自分を変える」をキャッチフレーズに回を重ねてきたこの行事は、神総本部と全国の偉光会館を中継して開催。「信頼」をテーマに、冒頭から、ズバッと心に響くキーワードの連発です。「焦らない、諦めない、継続する」「自我でつくった親心を壊す」「思っているだけでは伝わらない」…。持つべき心、やるべきことを確認した上で、教えを実践した出席者が自らの体験を発表しました。離れて暮らす子供とは電話でのやりとりがメインという人は、前回の宿題を実践。「自分が言われて喜ぶ言葉を子供に伝え続けた結果、ぶつかることがあっても本音トークが増えました」とうれしそう。また、一人親でも教えの実践に取り組んできた人の、「子供が人前で、『尊敬する人はお母さん。話を最後まで聞いてくれるから』と語っていたと知って涙が…」という話に、温かい拍手が送られました。仲間の話に、共感したり、勇気が湧いたり。生き生きと語る発表に、「教えを実践すれば必ず変わる」「自分から積極的に関わればいい」という思いを強くしたひとときでした。
自我でつくった親心を壊す
夫婦、親子の信頼関係を築く上での天敵は、自分の強過ぎる思い、自我です。「一般的にこうだから」「子供にこうあってほしい」そのような自我の一掃には、神の教えからの気付き、実践が欠かせません。受験や就職では、世の中の情報や他の子との比較は不要。見詰めるポイントは、「子供の良さを引き出すこと」との言葉に、はっとした人もいました。むくむく出てくる自我を捨て去るのに苦痛を伴っても、それは仕合せにつながる確実な道。“親にしていただけている”今に喜びと感謝を持って、本物の親心、愛を極めていこうと決意を新たにしました。
生まれ変わるための一歩を踏み出して
「『自我を壊す』が心に刺さりました。『どうせ言ったって…』この先入観を捨てなくては…。大きな壁ですが、発表者の方のように、ぶつかることを恐れないで、まずは子供が喜びそうな言葉を掛けることから実践。“本音トークができる日が絶対来る”と信じて頑張ります!」
「子供が話しているのに、つい口を挟んでしまうのが悪い癖。心の奥にある本音を感じ取れるように、よく話を聞いて、どこまでも寄り添いたい」
「分かっているのに、口うるさく、言い過ぎてしまう自分。仲間の発表から、教えを実践する真剣さに欠けていたと反省しました。娘の心を変えるのではなく、自分が子供を信頼して愛をかけていくこと、ここからやってみます!」
「つい子供に求めてしまうのが、一番の自我。最近、『あ、いけない』とブレーキがかかるようになったのは、親の会で学んできた成果です。抑えた思いは夫と共有すると、最後はこうしていこうねと収まって、気持ちもスッキリ。夫への感謝も忘れず、夫婦で教えを軸に子供と触れていく、この軸をぶらさずに力を合わせていきます」
神の教え、真理は、心を正しく導いてくれる確かなつえ。学んで、気付いて、実践して…。この繰り返しの中で、神の応援も頂けて、“自分が変わる”“環境も変わる”の手応えを感じるはずです。
――夫婦が「教え」を心の支えに人生を歩む――
その姿(手本)に 我が子は信頼を深め 家庭の姿(実体)も高められる
――夫婦が「教え」を心の支えに
人生を歩む――
その姿(手本)に
我が子は信頼を深め
家庭の姿(実体)も
高められる
『真実の光・神示 平成30年版』41ページ
「心の歩みnote」の6月の課題である「家族の本音を聞きまくる」を実践。ポイントは、相手の心の重い扉が開くように愛で包むこと。聞けた本音は、「心の歩みnote」に記入。
教会図書『友輝26』を、夫婦、親子で読み合わせ、語り合う。信頼が育まれ、見えてくることが必ずある!
命ある今だからこそ、「自分史上最高に輝く親心」を目指して取り組みましょう。
次回の親の会は、8月28日(日)です。ぜひ重ねて、ご出席ください。