令和4年10月から始まる、宮城偉光会館の改築工事。最後の開門日となった9月29日には、教主正使者供丸光先生による「改築に向けての清めの儀」が執り行われました。
澄み切った青空の下、日差しが降り注ぐ偉光会館は神々しく、神のお力に包み込まれているようでした。朝早くから続々と訪れる人並みは夕方まで途切れず、誰もが神門で深々と一礼。湧き上がる感謝の思いに、涙を流す人も少なくありません。「夫婦の心が擦れ違った、仕事でつまずいた…何かあるたび、どれだけここで祈願して、救われてきたか…」「東日本大震災の、あのつらい日々を乗り越えられたのは、偉光会館があったから…」一人一人が、潤んだ瞳で、神殿をいとおしそうに見詰めていました。
さらなる発展を目指し、救世環境を次代へ
宮城に神の館が誕生したのは、平成4年8月17日のことでした。以来約30年、訪れる人々の人生に寄り添ってきたのです。中でも、東日本大震災という深刻な事態を機に、それぞれが神を強く強く求めました。神も折に触れて神示を表され、人々の心を導いてくださいました。それにより、一人一人の不安や迷いがどれほど流れ去ったことか…。「生きる」確かな希望を頂けたのは、実在の神だからこそ成し得たことに他なりません。「今の自分があるのは、偉光会館のおかげ」「頬ずりしたいくらい、この館が大切…」感謝の思いが厚い真心となり、より救われる環境を手にできることになったのです。つまり、このたびの「改築」は、宮城偉光会館のさらなる発展を意味する、今以上の大きな救いにつながっていく大慶事なのです。
儀式に参列したそれぞれが、今日までの歩みを振り返り、感無量の面持ちでした。「改築の間も、神魂は、この地にしっかり根付いているから、安心してほしい」「新たに生まれ変わる偉光会館、完成の時を楽しみに楽しみに待ってください」何度も呼び掛けてくださる供丸光先生。参列した人々は、清らかで温かい空気に包まれた神殿で、時に涙しながら一心に祈願していました。「宮城はもっと救われていく、という力強さがずしんと胸に迫りました」「心が希望に満たされて、自分も生まれ変わらなければ…と、揺るがない芯が通った感覚です」各人が今までにも増して神を身近に感じ、救われていく確信を強くしています。
神 示
神魂宿りし宮城偉光会館に
ますます神の力がいや増し 輝き 多くの人が救われる
神 示
神魂宿りし宮城偉光会館に
ますます神の力がいや増し 輝き
多くの人が救われる
「絶対に生まれ変わる!」と心の成長を誓って
「30年の出来事が走馬灯のように思い出されました。失敗もしたけれど、偉光会館があったおかげで、きょうを迎えられました。まだまだ欠点が出てしまうことがあるので、家庭の中でこそ教えを実践し、家族に『変わった』と言ってもらえるよう、自分磨きを頑張ります」
「形は一時変わっても、お守りくださる神の愛は変わらない、と実感しました。宮城偉光会館、本当に本当に、感謝の心でいっぱいです。生まれ変わった偉光会館に、心成長した姿で参拝できるよう、家族みんなで、信者心の道勉強会、信者心の基勉強会を学んでいきます」
「悩んだ時期もあるけれど、偉光会館に参拝するようになって、心がどれだけ変わったか…。今、生きる希望があって、明るく、前向きな心で過ごせるのは、教えのおかげです。地域の人たちにもたくさん支えてもらい、『皆さんに恩返しする人生を』と誓いました。改築中に活用する岩手偉光会館も、もう下見が済んでいます! 改築を意味のある時とできるように、しっかり学びます」
寂しさや名残惜しさはあっても、「そんなこと言っていられない! 館と一緒に絶対に生まれ変わりたい!」「もっと大きな奇跡が出ると言っていただいた、その奇跡を味わえる自分になることが、一番のご恩返し」と、各人が前向きです。宮城偉光会館は、令和5年秋の完成を目指して工事を進めていきます。それまでの約1年、心を大きく成長させて、笑顔で新生式を迎えましょう。