神示教会は、「神」を頂点とする組織。そこには、神主、教主、神奉仕のご存在をはじめ、職員、係、信者がいます。その中でも「係」は、神から「信者への連絡役」を託されている人たちです。「必ず救われるから、一緒に仕合せになろう!」。縁のあった一人一人のことを一心に思い、触れ合う係の存在があるからこそ、救いの輪は大きく広がります。
12月3日を皮切りに、全国の係を対象とした「地域の会」を実施。新たな年に向けて、さらに一丸となって救いの輪を広げていこうと、皆で係心を結束させました。
神示から伝わってくる「神の愛」
「救世の悔いは決して残すまい!」熱い思いが込み上げた各会場。「人生の価値は、どれだけ人の仕合せのために尽くせたかで決まる」という職員の言葉が、出席者の心に染み入ります。
続いて二人の係が発表した後は、神示を基に、係として取り組むこと、大切にすべき心の在り方を確認し合いました。
真(真実)の救いを体験した人が果たせる「任」を 神は係に託している
救世の心を身に付け 磨く 係の心(人生)を 神は守る
真(真実)の救いを体験した人が
果たせる「任」を
神は係に託している
救世の心を身に付け 磨く
係の心(人生)を
神は守る
「奉仕心の実践は、常に相手の心をおもんぱかることから」「神にお守りいただいて“今”があるという体験は、いつも更新しているはず。自分と神との間で起きた奇跡を、自分の言葉で語って…」職員のひと言、ひと言に深くうなずき、それぞれの係心に火が付きました。
“生涯”心を高め続ける気持ちに
「係になったら、大切な人がたくさんできて、家族が増えた気持ちです。『妻子と心が通い始めた』『体調が良くなった』などと聞くたびにうれしくて…。係の任に感謝です」「任期満了で係の任は交代しますが、『みんなに仕合せになってほしい』という“係心”をいつまでも持ち続け、少しでも地域の支えになれたら…と思っています」「体は年を取っても、心は弱るどころか、ものすごく生き生きしている。輝く先輩係さんの姿に感動。私の目標です!」。一人一人が、神から頂いた係立場の尊さをかみしめています。
「ことしで、係を交代しました。でも、心遣いも、生き方も、ここからが勝負と思っています。どんなにつらいことがあっても、いつも心明るく過ごせたのは、信者となったからなので…。80代の今も着付けの仕事ができて、気難しいお客さまにも、自然と合わせられるのは、教えを学んでいるおかげ。職場の方々から、『あなたが見本』『いつも温かい気持ちをありがとう』と言っていただき、もっと心を磨いていきたい気持ちでいっぱいです」
「私は自己顕示欲が強く、わがままです。人によく思われたいんです。そういう性格傾向も、一人だったら気付けなかったはずですが、地域の方々と触れる中で見えてきて…。祈願すると、心が修正される感覚があって、本当に救われました。何の不安もなく、毎日前向きに生きられる…この安心感を周りの人にも味わってほしい。その気持ちで、自分の体験を語っていきます」
どれほど時が流れても、神の願いは「人々の仕合せ」、それだけです。しかし、「自ら神を求めなくては、救いたくても救えない」のが神の世界の掟(おきて)。ですから、人々の心を神へとつなぐ、橋渡し役となる「係」が必要なのです。
その任を全うした係に、神が下さるご褒美が「輝光(ひかり)」です。周りから感謝される。称賛される。たとえ世を去っても、自分の生き方、人柄がいついつまでも語り継がれ、人の心に生き続ける…。係の任を果たすからこそ手にできる「人生の勲章」。それを我が物とするために、出席した人たちは、“生涯”心を高め続けていく決意を固めています。