「全ての人が仕合せに…」この神の御心に重なり、清く、純粋な心で、縁のあった人々と共に、悔いのない人生を目指していくのが、神示教会の「係」です。3月5日、「係についての説明会」が催され、神総本部と全国の偉光会館には、「自分も係を目指してみたい」「でも、どんなことをするのだろう」と、期待と不安の入り交じった方々が大勢出席。自分の学びではなく、さらに上を…と望む参加者の熱い視線と思いを受け、職員の「ようこそ!」の第一声にも力がこもりました。
必要なのは他者を思う救世心
本題は、神示教会の係とは何か。神は、「『教え』に悟りを深め、信者、世の人の心を、神へとつなぐ人」(『真実の光・神示 令和4年版』69ページ)と示されています。係に必要なのは、「自分が救われたように、周りの人にも仕合せになってほしい」と願う、他者を思いやる救世心です。特別な資格などは不要。強いて言うなら、「神に救われた喜びを感じ、それを語れる人。家族の理解が得られている人」。しかも、「肩肘を張ることなく、等身大で語ればいいんです」との職員の言葉に、「自分に務まるだろうか」と思っていた人も、気持ちが一歩前に進んだことでしょう。
具体的に行うのは、同じ「地域」に住む人たちをいつも気に掛け、明るく声を掛けながら寄り添うこと。職業や年齢などに関係なく、さまざまな人と触れ合えるのが、神示教会の「地域」があるメリットです。その中で育まれた、人を思う優しさを家庭や職場で生かせば、自分自身の成長や仕合せにもつながっていくのです。さらに、神が授けてくださるのは、もっと大きなもの…。自分の人生が輝き、その光る足跡を子孫に受け継ぐことができます。一つが“人の上に立つ”、二つが“人から信頼される”、三つが“子孫が栄える”。これが、係として歩んだ人が得られる「輝光(ひかり)」という宝です。
現役で社会と関わっている時は、「役に立っている」と思えても、年齢を重ねるにつれ、自分の存在意義は先細りと感じる人が大勢います。しかし、家族をはじめ、縁のある地域の人に“愛”をかけていけば、生涯を通じて役立つ喜びを味わえます。年を追うごとに存在感は輝き、まさに大木となっていくのです。「唯一無二、自分だけの輝きを手にして、子孫に『輝光』を残す未来を手にしてほしい! 家族も、地域も丸ごと開運!」職員の熱い呼び掛けに、「係を目指したい」という意欲が高まりました。
救われた感謝の心で触れて、語って
「今までたくさん救われて、係となって恩返しをしたい! こんな気持ちで出席して、やっぱりなりたいという思いが強くなりました。昔から、自分だけいい思いをしたくない性分。日頃、医師として務める中、体はもとより、心の苦しみを訴えてくる患者さんを見てきて、本当の救いが神示教会にある!という思いを強く抱いています。係になって、人を仕合せにするお手伝いを精いっぱいさせていただきたいです」
「係だった母は、困っている人を放っておけない人。相手の仕合せを心底願って、愛をかけ続けた生き方を、心から尊敬しています。私にとって、最高の人生のお手本です。母の生き方を受け継いで、私も係となります! きょうの行事で、人の仕合せのために心をかけると、自分の仕合せにもつながって、それどころかもっと大きな、『輝光』という宝を頂けるとも聞き、すごく神の愛を感じました。人の仕合せを願えるステキな人生を送って、母に喜んでもらいたいです」
「不安なとき、迷ったとき、どれだけ心を守られてきたか知れません。そんな経験をしたから、“何があっても大丈夫”という自信が持てて、何か恩返ししたいという気持ちが強くなりました。まだ家族の理解が得られていないので、まずは家の中で愛をかけ、温かい触れ方をしていきたいです。この機会に、新たな一歩を踏み出します!」
苦しい状況にあった相手を教会へご案内し、その人が仕合せになっていく…。その感動は、言葉では表せないほど清らかで、温かな、極上の感慨です。そればかりではありません。人の仕合せを願って動く姿に、「あなたのようになりたい」と憧れられる存在にもなれます。神示教会の「係」は、絶対に目指してほしい立場なのです。
神総本部では、3月6日から11日まで(※7日休講日を除く)、光寿会館5階で13:00から視聴会を実施します。偉光会館は、それぞれの偉光会館でご確認ください。「係を目指したくなった」「説明会の内容を詳しく知りたい」というお気持ちの方は、ぜひご出席いただき、また係に推薦したい人がいられましたなら、お気軽にご案内ください。