宮崎の地の明るい未来を予見させるような、輝く朝日に照らされた偉光会館――。
令和5年4月16日、全国で38カ所目となる神の館が、いよいよ開所の時を迎えました。単に建物が一つ増えたわけではない、救いの御光を放つ神所が誕生したのです。
訪れた人々は、神門をくぐる時から涙、涙。神殿の入り口に輝く教会徽章を仰ぎ見て、また涙。深々と頭を下げる一人一人の姿に、この時を待ち望んでいた熱い思いがあふれています。
神主教会長先生、教主正使者供丸光先生、神奉仕供丸清先生を、感謝の真心と割れんばかりの拍手でお迎えして、開所記念式典が行われました。
神の愛に包まれた「清魂の儀」
式典の前に、まず執り行われたのは、教主、神奉仕による、偉光会館に神の御魂を宿す「清魂の儀」と、「建物の清めの儀」です。神の使い人がなされる入魂の九字の迫力はすさまじく、魂が震えるよう。身じろぎ一つできないくらい張り詰めた空気の中、「今、確かに神の御魂が宿された」という感覚が参列者に伝わり、すすり泣く声が館に広がりました。
建物を隅々までお清めくださった後、教主は語られました。「神殿を中心に、建物全体が紫色に包まれている様子が見えます。神魂がこの地を大きく祝ってくださっていることが伝わってきます」。新たな神所の誕生は、まさに直使供丸姫先生、供丸斎先生の悲願です。今後、宮崎の地がどれほど救われていくか…。神の深い愛が各人の胸に染み渡りました。
人生が好転していくことを確信
続いて挙行された開所式。宮崎から、神総本部、ならびに各地の偉光会館に中継され、全国で思いを一つに臨みました。
初めに、神奉仕は、神と生きることによって、親から子、孫へと、代を重ねるほど大きな仕合せが得られる、「心の道」について語られました。そして、「誰もがそれを手にできるんです。それがために神が造った、皆さま方のための偉光会館です」と、温かく呼び掛けてくださいました。
神主のお言葉からは、かつて直使が、全国の人々の幸福を実現するため、偉光会館の建立を強く願われていた尊い御心が胸に迫りました。「この神所を知り得た方々は、幸福の種を神から頂いた果報者」「この種を、家庭の中で大きく育て、花を咲かせて、実を付けていただきたい」。各人が、神主のひと言ひと言を深くかみしめました。
神魂(かみ)の運命(ちから)がこの地に宿り
「真理」に生きる信者の人生(すがた)は 大きく変わる
神魂(かみ)の運命(ちから)が
この地に宿り
「真理」に生きる信者の
人生(すがた)は
大きく変わる
教主は、宮崎の地に表された神示から、仕合せを手にするための生き方をお説きくださいました。神の教えを軸に生きること。神の心に近づく努力をすること。教えを生かして、家族と関わること。この3つを実践すれば、誰もが「夢ある人生」「希望あふれる毎日」を体感できることをお話しくださったのです。
最後に、信者を代表して、2人の人が教えに生き抜く決意を発表しました。「どのようなときも、神を信じて付いていけば間違いない。夫婦、家族で教えを学んでいるなら必ず救われる」「神に恩返しをさせていただきたい」。言葉を詰まらせながらの熱い語りに、全国から惜しみない拍手が送られました。
「新生」の心で神の館の活用を
「神の館が頂けたなんて…夢みたい」「神総本部と同じ清い空気を感じて、胸がいっぱい」「家族で参拝するのが楽しみ」式典が終わった後も、興奮冷めやらない宮崎の方々。感動の面持ちで、感謝や偉光会館を活用する思いを語っていました。
「きょうも確認してくださった3つの実践ポイント。開所まで意識し続け、家族への上から目線の言動が少し減ってきたところです。神から頂いた幸福の種が家庭の中で育っていくように、これからも、家族に温かい言葉を掛けていきます!」
「神殿で手を合わせていたら、神の愛にすっぽりと包まれている感覚になりました。救っていただける我が家になるために、家族みんなで教えを学びます。何でも話せる家庭を築いて、『心の道』をつないでいきたい」
感動の輪は、神総本部、全国の偉光会館にも大きく広がっています。特に、長年共に学んできた、鹿児島や熊本の人々も感無量。「家族のような宮崎の仲間が、どんなに喜んでいるかと思うと、涙が止まりません」「ご指導は、自分のこととして受け止めました。宮崎の人たちと一緒に、しっかり実体修正をしていきます」
「救われる人が増えてこそ、神所はもっと喜びあふれる、光る場所になっていくはず。そのことを忘れず、ここでの学びと祈願を大切にしていきます」「神が願われているのは、私たちが、代を重ねるほど仕合せになっていくこと。だから私も、『でも、だって』の心を拭い去り、きょうからスタートの気持ちで教えを実践していきます」
開所式を通して、各地の信者が、神の愛を深く感じ、開運に向けて歩む決意を新たにしました。全国津々浦々に神の御魂が宿され、根付いた今、これまで以上に救世環境を活用し、神が願われる「代を超えた仕合せ」を手にしていきましょう。