毎年のように日本列島を襲う豪雨、台風。そして、警戒を緩めた頃には、地震や噴火と、自然災害は後を絶ちません。
中でも、日本国中に大きな衝撃を与えたのが、東日本大震災でした。未曽有の大災害の中にあっても、神は、教主正使者供丸光先生を通して、次々に神示を表され、被災地の方々の心に安心感をもたらし、今日の復興へと導いてくださいました。
自然の猛威にさらされて 人は心の弱さを知った
なれど 神に心預けて「生きる」とき 人は「夢 希望」を持って生きられる
人生半ばで命奪われた人の心は
今 神の手の中 心包まれ 生まれくる次の時を待っている
その時を早く迎えるために
信者は「教え」に生きて 縁ある人の心を 「正道」へと導く心がほしい
「教え」を心の支えに 今を生きること
「運命」に重なる心の動きが取れるほど 人は皆 「心」明るく 強く生きられる
自然の猛威にさらされて
人は心の弱さを知った
なれど 神に心預けて「生きる」とき
人は「夢 希望」を持って
生きられる
人生半ばで命奪われた人の心は
今 神の手の中 心包まれ
生まれくる次の時を待っている
その時を早く迎えるために
信者は「教え」に生きて
縁ある人の心を
「正道」へと導く心がほしい
「教え」を心の支えに 今を生きること
「運命」に重なる
心の動きが 取れるほど 人は皆
「心」明るく 強く生きられる
『真実の光・神示 平成29年版』42ページ(中略あり)
大きな自然の力に直面すれば、人間の知識や努力ではどうにもならないことがあると分かります。だからこそ、この世の全てを治める神と共に生きることが必要なのです。一人一人が神の表す真理に沿って正道を歩んでいれば、各人の持つ運命の力によって、どのような災いも乗り越えていけるのです。
私たちは、神魂の大きなご守護の中にあることを深く心に留め、周りの人たちとの調和を心掛け、助け合い、支え合って生きていきましょう。
大震災で被災された皆さまは、今日まで、互いを思いやり、力強く復興への歩みを進めてきました。神示教会では、今後も被災地の皆さまのお心に寄り添い、共に歩んでまいります。さまざまな支援の輪の中で、一層の発展を目指してまいりましょう。
宮城偉光会館では、故人をしのび、遺族が力強く歩んでいることを報告する明生の儀が、福島、茨城高萩偉光会館では、人々の心の不安を流し、復興への歩みにつなげる清浄の儀が実施されました。
宮城偉光会館では明生の儀が、福島、茨城高萩偉光会館では清浄の儀が行われ、着実に前進していることを実感し、希望があふれました。さらに、岩手に新たな偉光会館の建設が決まり、9月に建設用地清めの儀が行われて、被災地の復興に大きな力が加わりました。
東日本大震災から4年になる今年、宮城偉光会館では教主正使者供丸光先生が、福島偉光会館では神奉仕供丸清先生が、そして茨城高萩偉光会館では中鉢神事の担当で、希望の光勉強会が実施されました。加えて、宮城偉光会館での行事の模様を、神総本部をはじめ、全国各地の偉光会館に生中継。駆け付けた大勢の人々が、現地の人々と一体となって、時に涙を拭いながら、神示を基にお説きくださる供丸光先生のお話に、真剣に耳を傾けました。
被災地の偉光会館では、全国の皆さまの支援や今日を迎えられたことへの感謝と、さらなる前進に向けての勢いにあふれたひととき。神総本部、各地の偉光会館でも復興への思いが深まり、大きな一歩を歩みだすことができました。
そして、9月には、被災地の一つである岩手に新たな偉光会館が開所し、心の復興が進んでいきました。
平成27年9月6日、岩手県花巻市に、東北地方に6番目となる偉光会館が開所しました。当日は、神主教会長先生、教主正使者供丸光先生、神奉仕供丸清先生をお迎えして、偉光会館に神魂を宿す清魂の儀と開所記念式典を挙行。「この日を指折り数えて待っていました」と、多くの人々がお祝いに駆け付けました。
平成28年3月6日、教主正使者供丸光先生が被災地の宮城偉光会館に足を運ばれ、希望の光勉強会を行ってくださいました。出席者は、「『家族の心が一つになることが復興』というお言葉が心に染みた」と、神示を基とした教主のご指導に深い感銘を覚えました。当日の模様は宮城から中継され、神総本部と全国の偉光会館で、多くの人が熱い思いで見守りました。終了後は、口々に「将来に不安があったけれど、お話を聴いて大丈夫と思えた」「一年一年ありがたいという思いが深まっている」と、前向きな思いを語り、心の復興に向けて、大きく前進した一日となりました。
3月5日の希望の光勉強会は、平成23年3月11日の東日本大震災からの復興を支援する内容を含んで行われました。教主正使者供丸光先生は、神総本部から被災地に向けて、力強いお言葉を掛けてくださいました。宮城、岩手、福島、茨城高萩偉光会館では多くの方が出席し、神示を基にこれからの生き方をお教えくださる教主のお言葉に、真剣に耳を傾けました。被災地の方々は、大変なご苦労を乗り越えて、一年、また一年と力強く復興の道を歩んでいます。神総本部、また全国の他の偉光会館で出席した方々は、今後も温かい支援を続ける思いを新たにした行事となりました。
3月18日、宮城偉光会館では、教主正使者供丸光先生をお迎えして、係を対象に信者心の基勉強会が実施されました。午前、午後と、2回にわたり、教主が質疑応答も交えて、ご指導くださいました。
出席者は、真剣に耳を傾け、「学べて良かった」「教えで生きる大切さに気付けた」「教えを家庭の中で実践していきたい…」などと、気付きや悟りを深めた声がたくさん届いています。
大震災から7年の節目に、各人が、心も新たに、奉仕心で歩んでいくことを確認した、有意義なひとときとなりました。