地下鉄蒔田駅から「真実の光会館」に向かい、信光会館の前まで進むと、青々とした芝生が広がる「歩みの庭」が出迎えます。また、「真実の光会館」で参拝した後などに、ゆったり過ごせるよう、安明殿西側に「ふるさと小径」も。このたび、その「歩みの庭」と「ふるさと小径」に、それぞれベンチが複数台設置されました。
作業は、6月18日から22日まで。初日は、雨の中を、職員と植栽専門の有志が集合。「きょうは、雨で良かった。利用されている方がいないから、迷惑を掛けずに済んだ」「雨で芝を剝がすにも助かる」などと語りながら、園路の敷石の延長作業から始めました。
令和5年9月3日に「真実の光会館外参道 用地清めの儀」が行われ、その日に敷き詰められた芝生。一冬越した今は、すっかり根付いて、気持ちの良い緑の空間が広がっています。
そこに園路を広げるため、芝生をきれいに切り取りながら、敷石を入れる作業。単に石を敷くのではなく、歩く人が引っ掛からないように、平らで安全な園路にしなくてはなりません。みんなで慎重に、何度も確認しながら作業を進めました。
2日目は、一転して炎天下の中、新たに6台のベンチを設置。これも、単に据えるだけでなく、角度も考え、水平を取り、座った人が心地よく感じられるように配慮しました。
なお、最初に設置していた手作りのベンチは、風雨にさらされる場所を避け、安明殿1階教会史展示室前の通路に移設しました。
「ふるさと小径」のある安明殿西側の緑地帯では、木々に囲まれた小径に沿って、2台のベンチを新設しました。
自然の姿は、人の心にさまざまな気付きを与えてくれるもの。心に潤いをもたらす環境がまた増えました。神総本部参拝で、開門前に到着した時や、参拝後に家族や友人と待ち合わせている時などには、ベンチに腰掛け、ゆったりした気持ちでお待ちいただくこともできます。どうぞ、皆さまで自由にご活用ください。