私は、日々「宿泊処」で、訪れる方々のお迎えに当たっています。
宿泊処があるのは、神示教会発祥の地(横浜市西区戸部町)。供丸斎先生が、神のご指示に基づいて、人類救世の門戸を開かれた場所です。目に見える奇跡をもって、神の実在をお示しくださった当時、この場所で、それは大勢の人たちが救われました。上がらなかった腕が動いた人。つえを忘れて帰った人。私自身、そうした不思議を目撃した一人です。
供丸斎先生が救世の門戸を開かれた元総本部。手前が「神門」
その地に、「神総本部を訪れた方々が、身も心も休まるように」と建てられた宿泊施設。今も変わらず、人々が救われることを願ってくださる、供丸斎先生の深い愛が降り注がれているのを感じずにはいられません。実際に、利用した方々が、「神の愛」に癒やされ、表情が明るく変わっていく様を、幾度となく目にしてきました。
供丸斎先生の愛に包まれた「宿泊処」
利用者に、不思議な変化が次々と
「心を守る」土地の運命で
ある方は、相続問題から、ご兄弟と20年以上も疎遠でした。家族が調和する大切さを学んでは、「このままではいけない」という気持ちに。しかし、きっかけをつかめずに、時間ばかりが流れていたそうです。そんなある日、宿泊処で弟さんとばったり! 一緒に朝食を取り、関係を修復できたのです。「ここは本当に不思議な所。神がきっかけを下さり、勇気を持って、自分から声を掛けられました!」と、感動と喜びいっぱいに語ってくださいました。
夫婦関係に悩んでいた女性は、参拝のたびに一人で宿泊処へ。学んだことを部屋で静かに振り返ると、夫の優しさに気付けたり、自分の態度を反省したり、少しずつ心に変化が。数年たって、ご夫婦がそろってお越しになった時は、私も熱いものが込み上げました。
神のご守護の中で起こる数々の不思議。神示の一節に、このようにあります。
「実体」を引き上げ 「心」を守る
この地の力(運命)を求めて
宿泊処を活かすべし
『真実への道 光の足跡』集大成版 564ページ
もちろん、ただ泊まれば奇跡が…というわけではなく、神の教えを学ぶことが大前提です。その上で、ぼたん湯でのんびりし、食事を楽しみ、縁のあった方と触れ合う。そこに、「不思議」がたくさん起きてきます。神が、一人一人を救いの道へと導いてくださっていると、肌で感じる毎日です。
宿泊処で家族の心が一つに
かつて供丸姫先生は、神総本部を訪れる方々を、「愛する我が子たち、お帰りなさい」と、それはそれは温かく迎えてくださいました。私たちも、「皆さまの、心の故郷へのお帰りを、精いっぱいの真心でもてなしたい」と思っています。そのような気持ちを込めて、「お帰りなさい」と出迎える私たちに、「ただいま~」と言われる方も。「実家に帰ったみたい」と言っていただける、温かい空気に包まれた環境です。
「ようこそ心の故郷へ」の思いを込めて
宿泊処は、大掛かりな改修工事が行われ、令和5年9月20日にリニューアルオープン。改修工事のお清めの際に、神は、このように表されました。
宿泊処に家族で泊まることで
家族の心は一つに重なる
家族で教えを学び、宿泊処でゆったりくつろぎ、思いを語り合う…。そこに、家族の心がますます重なっていくと伺いました。ここは、救いをかなえる館。これからもっと多くの方に、この環境の持つ力を味わっていただけると思うと、うれしくてたまりません。どうぞ、大切な方とご一緒に、心の交流を深めるひとときをお過ごしください。宿泊処職員一同、心からお待ちしております。
正面玄関をお清めくださる神奉仕供丸清先生(令和5年9月11日)
宿泊室をお清めくださる教主正使者供丸光先生(令和5年9月11日)
令和5年9月、改修工事後のロビー
令和5年9月、改修工事後の宿泊室
家族で気持ちの交流を深める場に