67歳で現役パイロット! 数々のトラブルからいつも守られて

(神奈川県MF/60代男性/航空会社勤務)

 

私は、妻の勧めで、昭和60年に信者籍を置きました。以来、どれほど神に心を守られ、導いていただいてきたか知れません。私は、航空会社のパイロットです。67歳になりますが、いまだ現役です。私のラストフライトは、年齢制限により、今年の12月末となっております。ここまで、無事務めてこられたのは、神のご守護と教えがあったからです。供丸姫先生(大山命直々使者)は、真面目にこつこつ、要領を使わず、損得を考えず、真心込めて当たること、そこに必ず神は守る…とおっしゃいました。そのお教えを心の支えに、お客さまのため、人のためにと、奉仕心でやってまいりました。

 

同時多発テロ、爆弾騒ぎ…どんな困難も乗り越えられる確信が

思い返すと、実にさまざまなことがありました。アメリカの同時多発テロの時は、シカゴにおり、いつ日本に帰れるか分からない中、皆が不安な時を過ごしました。しかし、いつも機関紙『友輪』を持ち歩く私は、毎日目を通しては祈願し、心をお守りいただきました。サンフランシスコでは、離陸直後、爆弾が持ち込まれた疑いがあるので、引き返すように指示がありました。燃料を投棄し、警戒中の空港に着陸した途端、警察官たちがその人物を連れ出しました。羽田空港では、離陸滑走中に右エンジンが爆発、離陸を中止いたしました。空港は騒然となり、満席の機内がパニックにならないように、必死に祈願して機長アナウンスをしたこともあります。ワシントンでは、整備作業で11時間も遅れて出発、そこから14時間かけて深夜の羽田空港へ着くと、想定外の濃霧。上空で待機し、燃料もぎりぎりの中、着陸となりました。勤務開始から30時間が経過し、立ち上がろうにも腰が上がらないほどでした。帰宅しても、緊張感から熟睡できない状態。その時、妻から「お父さん、教会にお礼に行きますよ」と背中を押され、ご神前に参りました。すると、全てが洗い流され、その後ぐっすり就寝。心身ともに回復して、次の仕事にまたシャキッと臨むことができました。これまで何があっても、神の守りの中、教えどおりにすれば絶対に大丈夫と、確信がありました。

 

調和が安全につながる、「できた人」となる大切さを実感

飛行機の進歩は日進月歩、しかし人間は旧態依然です。ヒューマンエラーを研究したCRM理論によると、機長と副操縦士は、1+1が2でなく、相乗効果で3にも、4にもなります。しかし、人間関係がぎくしゃくすると、1+1が2ならまだしも、1に下がってしまいます。どれほど優秀でも、その能力を生かすことはできません。つまり、調和を保つことで、ヒューマンエラーは少なく、安全と言うことになります。供丸姫先生は、「できる人より、できた人に…」と言われましたが、まさにそのとおりと思います。

 

神の教えで生きることを貫き、大きなご褒美が

航空記念日の9月20日、霞ヶ関の国土交通省に招かれました。航空功労賞を受賞するためです。夫婦並んで大臣から表彰状を受けました。「真面目に、こつこつ、要領を使わず…」の教えどおりに生きたことが、最後に認められたのでしょうか。供丸姫先生は、「何をしたかではなく、どのような心でしたかを、神が見ている」とおっしゃいました。今、あらためて神のお言葉が身に染みる思いです。
日本列島は、四季折々、いつどこを見ても美しいです。この箱庭のように美しい日本を、神は選ばれ、降臨されました。私も、家族も、神に数えきれないご守護を頂いてまいりました。神を知らなければ、今の私たちはありません。今は、「ああ、この神に出会えてよかった」という思いで胸がいっぱいです