(宮城県AO/60代女性/パート)
津波で自宅が流されたあの日…。私たち夫婦は、神のご守護の中にいました。家にいるはずだった夫は、職場の都合で急きょ仕事へ。私もちょうど会社にいました。逃げている時も、ふと心が動いた道に進んだところ、渋滞に巻き込まれることなくスムーズに避難でき、身震いしたことを覚えています。
3カ月の避難所生活、6年ほどの仮設住宅での暮らし。「何で?」の思いは一切なく、「命が救われた感謝」しかありませんでした。何より、震災前の「けんかの多い夫婦」が、「笑いが絶えない夫婦」に大変化! 宮城偉光会館で教えを学ぶ中で、けんかの原因は、何でも夫のせいにしていた「自分の心」にあると気付けたおかげです。
震災で失ったものは大きかったですが、格段に深まった夫婦の絆。これこそが、大きな神のご守護と思います。新生した宮城偉光会館にも、夫と二人で足を運び、心穏やかに、前向きに人生を歩んでいきます。