令和3年6月13日、北海道旭川偉光会館に神玉園が開園。神総本部と旭川、札幌の偉光会館、および道内の地方会場を中継し、開園式を挙行しました。
今後、旭川の神玉園では、北海道全土の皆さまを対象として、故人の生きた証しである玉(ぎょく・遺骨)をお預かりしていきます。
心の道が太く、強くつながるように
開園式に先立ち、神総本部真実の光会館光明殿で、教主正使者供丸光先生が神奉仕供丸清先生と共に、神玉園建物の清めの儀を執り行ってくださいました。張り詰めた緊迫感の中、供丸光先生が神徽魂清のお力をもって切られた清めの九字。すさまじいまでの力強さに、魂が揺さぶられた一時。さらに神は、神玉園の建立を通して、心の道がますます太く強くつながってゆくことを、神示をもって予言してくださいました。真実の神の深い愛に包まれ、人々のまことの救いに欠かせない神玉園開園がかなったのです。
神総本部で行われた儀式に、旭川では出席者が祈願で心を重ねました。会場には緊張感があふれ、中には体がカチカチになっていた人も。それぞれが、涙ながらに神への感謝の思いを心で語り掛けました。神総本部光明殿と北海道、場所は離れていても、皆の真心が一つになった瞬間でした。
続いて行われた開園式。神奉仕供丸清先生は、「心の道」をつなぐ大切さを軸にお話しくださいました。人間の仕合せは、目先の欲を満たすことより、子孫へと続く心の道が絶えないこと。誰もが手にできるものだからこそ、自ら求めて、一人一人が絶対手にしてほしい。力強い呼び掛けを真剣に受け止め、北海道で出席した誰もが大きくうなずいていました。
教主正使者供丸光先生は、神示を基に、神の教えを学び、実体を高め、自分の歩いた心の道に良いものを残していくことが、どうしても必要とお教えくださいました。そして、この神玉園を大切にめでて、親から子、子から孫へと続く心の道を太く、強くするために活用してほしいと語られ、「あらためて、おめでとうございました」とお言葉を閉じられました。
「生きている今」を大切にする誓いを
「今生きている私たちにとって、大切な施設と分かった」「亡き両親に安心してもらえるように、教えで生きる努力をしていきたい」出席者それぞれが、明るい表情で語ります。
「神の深い愛を感じ、感謝の思いは言い表せないほど。生まれてくる孫たちの手本となれるように頑張ります」
少し前に悩みが生じ、苦しい思いを抱えてきたある人は、式典終了後、別人のような晴れやかな笑顔に変わっていました。「私には良き因を残す大任がある、と気付かせていただきました。あれほど落ち込んでいた心が、『命があれば大丈夫! まだまだ何とかなる』とさっぱり。明魂登録していてよかったです」と希望にあふれています。
「『人生の終日を迎えた時』との一言に、自分の人生が頭をよぎり、今この時、実体の修正に努めることを誓わずにはいられませんでした」と語るのは、今月、「明魂」誓願の儀を受ける予定の出席者。その他、納玉(のうぎょく・納骨)の気持ちを固めた人も少なくありません。各自が、神玉園の価値をあらためてかみしめました。
神玉園の開園は、偉光会館開所と並び立つほどの慶事。旭川偉光会館神玉園開園式の内容は、旭川と札幌の偉光会館と、道内の地方会場で視聴会を予定しています。