「何のために神の教えを学ぶの?」「祈願、祈願…って何か宗教くさい」。そんな思いから、「学びの扉」の前で立ち止まってはいませんか?
4月3日に行われた、「『友輝会』出発式~なぜ、親は『学べ』と言うのか?~」。15歳から30歳までの未婚者を対象に、神の教えを学ぶ「価値」「魅力」をたっぷりお伝えしました。
強く響いた等身大のメッセージ
「皆さんは、教会に来る意味を考えたことはありますか?」職員の投げ掛けから始まったこの行事。同年代の2人の職員が語ったのは、自分自身が神の教えを本気で学び始めるきっかけとなったエピソードや、教えを学ぶ価値を感じていなかった理由です。
「たくさんの支えの中で生きてきた自分。特に親。ところが、いつの間にか、自分の力で生きていけると勘違いしていました。ピンチを迎えた社会人1年目の自分の心に、教えがすっと染み込みました」
「15歳から30歳は素直、正直に生きること。しかも、まず実践すべきは家族から。この教えは、親に心を閉ざしていた私には衝撃でした。すごく難しいことでしたが、自分を変えたくて、とにかくぶつかっていきました。親は真剣に向き合い、全てを受け止めてくれました。そこから、心の明るさ、強さが持てて、自分の弱点を受け止め、長所を知ることもできたのです」
等身大のリアルな話にぐいぐい引き込まれ、時に涙を拭う姿も。「教えに生きれば、絶対に大丈夫」「学べば、努力が実る人生経験の積み方が分かる」「今、過ごしている毎日が、必ず意味のあるものになる」力強く言い切るひと言ひと言に、若人たちは、身を乗り出して聞き入っていました。
最後に、人生の先輩である職員2人がメッセージを送り、温かい雰囲気の中、出発式が終了しました。
心に刻んだたくさんの「気付き」
行事を通して、若者の心には、たくさんの「気付き」が刻まれています。
「自分と同じくらいの年の職員がキラキラしていて、『学べば見える世界』があるんだなあってすごく思いました。私も、『教えが自分の判断軸です!』って言えるようになりたいです。今年は、それを目標に友輝会で学びます」
「親に誘われて何となく出席したのですが、グッときました。親は子供を愛しているから、『学べ』と言うんだよ…という内容とか、家族の愛の話とか。これから就活もあって、親にはたくさん支えてもらうと思うので、いろんなことを話して安心させたいです」
「職員の話が自分にぴったりでした。僕も仕事で行き詰まっていて…。実は、社会人になって一人暮らしを始めてから、教会にはほとんど来ていません。でも、きょうの話には、たくさんのヒントがあって、教えを学べばきっと乗り越えられると希望が湧きました。これからは、友輝会に、毎月必ず来ます!」
共に出席した保護者の心にも、「気付き」がいっぱいです。
「私自身も若い時、神の教えから心を離していました。でも、壁にぶち当たって、乗り越えるすべを見つけたくて、真剣に学ぶようになったんです。職員の『遠回りも無駄でない』という話が、私の経験と重なって…。子供たちに、自分の言葉で話していこうと思いました」
「親目線の考えしか伝えてこなかったことを大反省です。つい厳しく、強く言ってしまうので、子供の心が柔らかくなる会話をしなきゃと決意できました。きょうは、親としての『出発式』にもなりました!」
学校や社会では知ることのできない、神示教会でしか得られない、人生にとって本当に必要なことを確認し合ったひととき。若人たちは、「学びの扉」を確かに開けました。“今”しかつかめない、仕合せの土台を築く生き方を必ず身に修め、人生を磨いていきましょう。「友輝会」は毎週土・日曜日に実施しています。勉強会でお待ちしています!