青年期を木に例えるなら、“若芽”。伸びゆくエネルギーがある半面、少しの風にもなびいてしまう弱さもある、それが「友輝」の年代です。15歳から30歳までの未婚者が対象のこの会は、新年度のスタートに当たり、4月2日、神総本部から偉光会館へ中継して、全体会を開催。「迷っても、悩んでも、必ず前に進んでいく! 人生に不可欠な“軸”を手にしよう」この呼び掛けに、全国には、若人と共に、その保護者が集いました。
自分の魅力、存在感を引き出そう
「友輝会の意味は?」「なぜ学ぶ必要があるの?」初めて参加した人が、まず知りたいことから確認。親の庇護(ひご)の下で育つ時代を経て、自分自身で歩み始めるのが15歳。それから30歳まで、人生の土台をつくるこの時に、「人生の仕組み=真理」を学ぶのが友輝会です。青年たちは、真剣なまなざしで、職員の言葉に聞き入りました。“学ぶ”と言っても、強制でもなく、暗記するものでもありません。そこにあるのは、自分の内に秘めている神から授かった世に役立つ力、運命を引き出すために必要な“気付き”。友輝会に参加して大きな変化を味わったという青年は、両親に本音を話せて良い関係になれたこと、難しさを感じていた上司に進んで関わる中で認められるようになった喜びを発表しました。宗教と思い込んで、「縛られる」と考えたり、「勉強」と聞いて抵抗を感じていた人も、「自分にとっていいことが学べる」と思えたでしょう。
友輝会のキーワードは“夢”。本当の夢は、憧れの職業や立派な家などでなく、「人のために生きようとする心」です。職員は、「これを絶対に手にしてほしい」と気持ちを込めて語り掛けました。役立つ力は一人一人違うため、人と比べたり、焦ったり、不安になったりしなくていいのです。「人は人、自分は自分でいい」と心が安定し、人の言葉や流行、情報が飛び交っても「物事を正しく判断できる軸が持てる」。これこそが、友輝会で学ぶ価値です。
多くの若人を見てきた職員だからこそ、思いを振り絞るように、最後を締めくくりました。「一人一人に魅力や存在感があります! 人のために生きる、夢ある人生が手に入ります! 生きる軸を持って、自分の可能性が引き出されていくように一緒に学びましょう」静かな中にも、ひと言ひと言を心で深く受け止める出席者。「一年間しっかり学ぼう」「たくさん気付きたい」という意欲が確かに膨らみました。
「夢」を持って、若芽から大木へ
「正しい判断軸が持てるとあったけれど、本当にそう思う。これがなかったら、就職活動を考えるにも、ネットの情報が気になったりしていたはず。“自分の良さを生かせるのは何か”を見つければいいと思えるのは、友輝会で学んでいるからだと確信できて良かった。まだ、周りが気になることもあるので、ぶれない軸をもっと強く持てるように学びます」
「上司との人間関係で悩んでいたから、発表した人の話を聞いてはっとして…。自分は素直に思いを伝えていなかったので、まずはそこから。でも、それに気付いただけで、『大丈夫』と心が軽くなるなんて不思議。“神の教えを学ぶと、自分に必要な気付きが必ずある”と言われていたのは、こういうことなんだ!と…。これから友輝会に出席するのが楽しみになった」
「人と比べて、『どうせ私は…』となりがちな自分。けれど、自分は自分だし、役に立てるものがあるんだと分かったので、人から必要とされるように頑張りたいと勇気が出てきた」
弱々しい“若芽”も、正しい軸を持って生きていけば、世の荒波にのまれず、夢が膨らみます。“大木”へと成長していく、明るい未来が広がっていくのです。
「友輝会」の授業は、神総本部では4月8日(土)から始まります(偉光会館は予定表でご確認ください)。新たな教科書、『友輝27』の第一章第一節「命の不思議」を学びます。人生の仕組みを、さまざまな角度から知る中で、気付きや発見が必ずあるはず! “夢が持てる” “生きる力が湧いてくる” “判断軸がつかめる”全てが自分のためになることばかりです。ぜひ、月々重ねてご出席ください。
※「友輝会 全体会」の視聴会を、神総本部では、4月8日(土)、9日(日)、いずれも13:00から行います。偉光会館は、それぞれの偉光会館でご確認ください。