4月9日、カナダで行事が再開。冷たい雨が降り、時折嵐のような天候に見舞われる中、バンクーバー会場には約20人が集いました。片道3時間かけて駆け付けた人や、船の欠航が続きながら、ちょうど乗る便だけ運行されたので来場できたという夫婦も。フロリダの事務所から出張した職員との再会から始まり、4年ぶりの行事は、さまざまな喜びに湧く一日となりました。
“自分が変われば周りも変わる”を実感
「信者心の基勉強会」、続いて行われた「係・信者の集い」。どちらも神のご守護の中で開催された行事だからこそ、「生き方を見詰め直せた」「教えを学んでいれば、どんなことも乗り越えていけると実感した」など、一人一人にとっての大きな収穫につながりました。
「水漏れで、管理人や階下の住民に迷惑を掛けてしまったことが…」と語り始めた女性。しかし、教えのおかげで誠実な対応ができたため、「それをきっかけに近隣との関係が良くなったんです」と、災難が一変して良い結果になったとのこと。生き方の羅針盤となる教えを学べる感謝を、誰もが新たにしました。
神と一緒に生きる自信と誇りを語ったのは、青年たちです。「最近、転職をしたばかり。新しい環境で緊張しても、祈願をしていると“調和”しながら頑張れる」「付き合っている外国人の彼に、自分にとって大切な教えがあると伝えている」真っすぐに生きる姿に感動した大人たちは、初心に返りました。
日本企業の駐在員として働く人は、今回が初参加。「皆さんが、温かく迎えてくれたことがうれしく、日本以外で信者仲間と触れ合えるのもありがたい」と、早くも打ち解けた様子。教えを学ぶ人たちとの交流は、心が安心感に包まれる格別なものです。
パンデミックから、家族との心の擦れ違いが増えてしまった人は、職員との相談から気付いたことを発表。「家族への不満や、モヤモヤした気持ちを祈願して流せたら、少しずつ心が重なるように…。家族との関係が変わると、周りの状況も良くなってきて、“人生が開けてきた”と感じる」心の安定の大切さや、「仕合せの基は家庭にある」という真理を実体験からつかめました。
「もっと話を聞きたい、もっと話したい」救われた喜びを熱い思いで伝え合ったひととき。信者をやめようかと迷っていた人は、一人一人の生き生きした表情から、「神の教えは自分のために学ぶものと分かった」と、信者として歩み直す決意が固まりました。
仲間と触れ合う喜びに気付いて
「神示教会のご案内」に外国人の夫を連れてきた妻は、「初めて来てくれたので、うれしくて」と満面の笑顔。2人を温かく見守ってきた係の、「きょうからが第一歩と思って、これからも声を掛け続けます」という言葉からは、夫婦の仕合せを願う愛が伝わってきます。その様子を見ていたある女性は、「家族が全員信者で、一緒に学べることがどんなに仕合せか…。夫婦仲良く、親子仲良く、和のある家庭を目指していきます」と、教えの実践への意欲を燃やしました。
「たくさん気付きをもらった」「神に守られて生きる素晴らしさをあらためて感じた」「『集い』を、これからも続けたい」仲間と触れ合う喜びを味わった人たちから、次に向けての要望も上がっています。神は、地域の意味を、このようにお教えくださいました。
神が信者に示す地域は 「教え」に生きる心の姿を 信者が互いに確認する所(環境)
互いに仕合せを分け合い 共有するために
いつも互いの存在を確認し合って 触れ合う地域に
人は運命が導く人生を歩んでゆける
神が信者に示す地域は
「教え」に生きる心の姿を
信者が互いに確認する所(環境)
互いに仕合せを分け合い
共有するために
いつも互いの存在を
確認し合って触れ合う地域に
人は運命が導く人生を
歩んでゆける
『真実の光・神示 増補版(平成15年~令和3年)』156ページ(中略あり)
地域は、教えで生きる姿を共有し、啓蒙(けいもう)し合って仕合せを目指す環境です。触れ合いは、自分と家族、そして仲間の心も高めます。「もっと、みんなで心を磨き合いたい」「地域のお役に立ちたい」地域への思いを熱くして、新たなスタートを切ったカナダの係と信者。救世の輪を広げようと動き始めています。