うららかな春の日差しが降り注ぎ、芽吹いたばかりの新緑がキラキラと輝く神総本部。4月23日、友輝会(15歳から30歳までの未婚者対象)の若者たちが集まり、真実の光会館やその周辺の清掃を行いました。
持ち味を発揮して、補い合うひととき
神のご守護の中で行う清掃は、単なる「作業」ではありません。自分自身の心が清められ、さらに仲間との関わりを通して、新たな「気付き」も得られる…、貴重な機会です。何より、神から頂いた「運命」、世に役立つ力を発揮できる絶好の場。「緊張するけど、何かお役に立てるなら」そんな気持ちで、勇気を出して参加した若者もいました。
その緊張も、清掃が始まればあっという間に解けていきます。「手伝いましょうか」「ここは私が掃きますね」初対面同士でも、自然と言葉を交わす姿。ほうき、ゴミばさみ、ちり取り…、道具の数が足りなくなっても、不満が生まれるどころか、さらに声を掛け合うきっかけに。「よかったら、これ使ってください」「次、ここお願いします!」和やかな雰囲気に、通りがかった参拝者も思わず笑顔。「若い人が、生き生き掃除する姿に、元気をもらいます」などと声が掛かり、「自分たちの姿を通して、皆さんのお役に立てた!」と喜びも倍増です。
一人一人に爽やかな気付きが
心地よい汗をかいた後は、終礼へ。みんなで輪になって話す中で、「心の充実度」がより高まります。
「真実の光会館を清掃しながら、私、神に守られてるなあってすごく思いました。その感謝を忘れずに、教会の環境を大切に使っていきたいです」「仕事だと、遠慮して人に聞けないのに、きょうは素直に『これどうやるんですか?』と言えたのは、ご守護の中の清掃だからだと思います。『素直に聞く』、職場でも意識していきます」
参加する前と後。比べてみると、若者一人一人の心に「うれしい変化」が生まれています。
「普段は見ない所にゴミがたまっていて、『自分の心と同じ』って思いました。仕事が多忙で、ゆとりや笑顔をなくして、いつの間にか心が汚れていたなって。でも、みんなで掃除する中で、眠っていた運命が解放されていくのを感じました。誰にでも胸襟を開いて関われるのが自分の強み。それが自然と発揮できたし、仲間との良いつながりもできました。心にエネルギーがチャージされた感覚です」
「自分は、つい効率を重視してしまう性格です。でも、きょうは、その感覚から離れて、『声を掛け合う』を意識して臨んでみたんです。ちり取りを持つ人、ほうきを持つ人。相手が持ち合わせていないものを補いながら進める中で、友輝会で学んだ『運命を重ねる』ってこういうことだ!ってよく分かりました」
「最近、仕事で『何で自分ばっかり』って不満がなかなか消えなくて、苦しかったです。でも、きょうは、参拝する人たちを思う純粋な気持ちで清掃ができて、損得勘定で動いていた自分を反省しました。明日からは、『自分にできることを精いっぱい』の心で出勤できそうです!」
「不足」や「欠け」があるからこそ、補うことができる。求めるよりも順応することで、調和の心が育める。ちょっとした声掛けで、相手も自分も心が明るくなる。たった今から、即生かせる「気付き」がさまざまに得られ、社会に役立つ「自信」も手にできたひととき。一段と清らかになった心で生きる毎日は、ますます喜びにあふれたものとなっていくはずです。5月以降も実施しますので、対象の方は、心を磨くチャンスを逃さないよう、奮ってご参加ください! 偉光会館の皆さまも、参拝時等、神総本部にお越しの際には、ご一緒に奉仕心を高めていきましょう。
参加を希望する方は、当日の「友輝会」終了後、職員にお申し出ください(事前申し込み制ではありません)。日程などの詳細は、信者専用コーナー「菜の花ひろば」にログイン後、「リーフレット・掲示」からご覧ください。