昭和21年11月15日、大山命は、御自ら人間界に降臨されました。その時、神の御魂を封じ込められて誕生したのが、供丸姫先生です。供丸姫先生は、全人生を懸けて、開運の手だてである「希望の光(みち)」を開いてくださいました。そして、昭和62年11月15日、供丸姫先生のご正体が、神そのものと明かされたのです。神は、この日を「聖日」と示され、供丸姫先生ご生誕の聖地にご本体の根を下ろされました。掛け替えのない記念日に、今年も神主教会長先生、教主正使者供丸光先生、神奉仕供丸清先生にご臨席を賜り、「聖日記念祭」が挙行されました。
深くつかめた「希望の光」の価値
まず、「聖日記念祭に寄せて」の動画で、なぜ「希望の光」が開かれたのか、それによって何が手に入るのかを再確認。感謝で胸がいっぱいの中、式典がスタートしました。
神奉仕供丸清先生がお語りくださった、貴く、尊い供丸姫先生の人生。「優しく、情(じょう)ある先生でしたが、まねすらできぬ、それはそれは強い強い生きざまでした」。「希望の光」があればこそ、私たちは、変わらぬはずの「心」を変え、「未来」まで変えられる。信者のみならず、全人類が救われる時代が到来しています。
この世に唯一、揺るぎない、まことの救いがかなう神示教会。神主教会長先生は、今、私たちに求められているのは、“常に”希望の光が通る信者になること。それが、救いの道を開かれた供丸姫先生の愛に応えていく姿であることをお話しくださったのです。
11月15日の神示には、神の世界に戻られてもなお、私たちに深い愛を降り注いでくださっている供丸姫先生のご心情が表されています。教主正使者供丸光先生は、その神示を基に、どうすれば希望の光を通せるのか、具体的にお教えくださいました。
「人生の真実」 開運の真理を知って
信者は
直使の救世愛(あい)を支えに
今日(いま)を生きるべし
(令和5年11月15日 聖日記念祭 『友輪』340号18ページ)
「皆さまは今、希望の光を手にしておられます。後は、神の教えを学んで、生き方に生かせばいい」。供丸光先生の温かいお言葉に、救いの手だてをいち早く知り得た感謝が、それぞれの心に広がりました。
続いて、信者の代表が、「希望の光」が開かれたからこそ、心が変わった、生き方が変わった事実をあふれる感謝の思いで発表。どんな状況でも、神と生き抜く力強い姿に、出席者全員が惜しみない拍手を送りました。最後は、供丸姫先生への感謝を込めて、教会歌「希望の光」を斉唱。誰もが、これまで以上に心を磨き、希望の光を歩み抜く決意を強く強く心に刻みました。
必ず神に届けたい「仕合せに生きる姿」
「供丸姫先生が、どんな思いで希望の光を残してくださったのかと思ったら、私たちがこの素晴らしさを語らなければ、本当に申し訳ないです! 人に流されるタイプだった私も、信者になってから、心の芯がしっかりしてきて、のまれなくなったんです。人間にしか語れない『神と生きる喜び』を、自分の言葉で伝えていきます」
「教会長先生の、『的確なる祈願』のお話が今の私にドンピシャでした。祈願は、神との『掛け替えのない触れ合いの場』。本来、つながれないはずの神とつながるひとときなのに、何と浅い触れ合いだったか…。だから、人の言葉を根に持ったり、すぐ責めたりしてしまう私なんだと思います。そういう心を取っていけるように、毎日真剣に祈願していきます。自分がもっと変われそう…と希望が湧きました」
「いじめがひどい…とうわさの部署に異動しました。祈願して祈願して臨んだら、誰とでも穏やかな心で関われて…。ことしは自分の心が強くなったと実感。気が付いたら、難しいと聞いていた相手まで、私に対して愛想が良くなってびっくり。学んで、祈願して、神とのつながりを強くすると、心が明るく、強くいられる…と学んだとおりで、自分がどれだけ神に愛されているかを感じられるようになりました。その陰にあった供丸姫先生の茨の道を、あらためてつかめたきょう。もっと心を磨いて、神の愛にお応えしたいです」
誰もが救われる時代が完成したばかりか、安定期を迎えた今。神示教会には、希望の光を歩み、子や孫に良いものを残していく信者の姿があふれています。大神殿 真実の光会館へとつながる外参道の整備も動き出し、その一画にある「歩みの庭」にはベンチが設置されました。そこから、供丸姫先生がかつて執務をなさっていた神公舎を仰ぎ見ると、神と歩む自分の人生に自然と思いが至り、神殿に向かう心がつくられていきます。さらに今年は、聖日記念日に合わせて、『心の正道』の決定版となる書も発行。希望の光の価値や、その通し方に言及した図書を「楽しみに待っていました」と、世界各地から訪れた人たちが次々に求めていました。
一日一日「希望の光」を通して生き抜くその先に、悔いのない人生が完結します。そして、良い生き方を子孫へ受け継ぐとともに、今生よりもさらに仕合せな人生へと再び生まれてくることのかなう「真実の光」に必ず到達します。それこそが、神示教会でしか得られない、「真実の幸福」です。