本来、人間は、神と直接つながることはできません。それが、いつでもどこでも、神に思いを届けられ、心をお守りいただけるばかりか、生き方を高め、代々家系に流れる悪い因を断ち切れるようになりました。しかも、高めた分の良き因が、子に孫に…と受け継がれ、自分も、より仕合せな運命の下に繰り返し生まれてくることができるのです。このありがたい時代を迎えるために、大山命が必要とされたのが、神と人とを結ぶ、神直々の使者「直使」の運命でした。
直使供丸姫先生は、昭和21年11月15日、神の御魂を宿されて誕生したお方です。人々を救うため、不眠不休で、人生の全てを救世にささげてくださいました。そうして開かれた、人々が救われるための手だてが「希望の光」。神と人とが直接つながれるようになったのです。
さらに、昭和62年11月15日。供丸姫先生のご正体が、神の御魂そのものであると明かされました。神は、この日を「聖日」と示され、直使ご生誕の聖地、現在の神総本部に、ご本体の根を下ろされたのです。
ことしも多くの人が、神に思いを語り、心を磨き、数々の救いを味わってきました。その感謝を胸に、9月23日から始まった「光寿信者参拝時」には、日本のみならず各国の人々が神総本部へ。そして、参拝時の最終日となる11月15日には、神総本部と全国の偉光会館を中継で結び、「聖日記念祭」が執り行われました。
生き方を修正する努力は難しくない
会場は、開始前の動画を視聴している時から、神、直使への感謝一色に包まれました。そして始まった記念祭。出席したそれぞれが、神主教会長先生、教主正使者供丸光先生、神奉仕供丸清先生のお話に、じっと耳を傾けました。会が進むほど伝わってくる、神が自らの御魂を直使に封じ込め、降臨してまで実現された「希望の光」の価値。そして、神の意を受け、「皆の笑顔を見たい」「必ず仕合せに」という一心で、壮絶な救世人生を歩み続けてくださった直使の御心…。「希望の光」が完成している今は、人生に起こるどんな事象も、生き方を修正するきっかけにできます。困難が単なる苦しみではなく、人生の糧となり、開運を果たせるのです。神と直使の愛を知れば、そのための努力は決して難しいものではない。一人一人の心に、その事実が深く深く刻まれました。
続いて、信者の代表が、ことし味わった救いを発表。40年もの間、ふたをしてきた心のつらさが流れ、家族との関わりが大きく変わった話に、誰もが涙、涙。「神と歩めば、到底乗り越えられない心の傷も流せ、全てがより良い人生につながっていく」と実感。神の恩に報いるためにも、自分の人生をもっと光らせるという誓いを込めて、教会歌「希望の光」を精いっぱい歌い上げました。
家族、縁者に喜びを語り広めて
「教主が、今年の課題を振り返ってお説きくださった内容が、自分の歩みの答え合わせになりました。真理で関わる家庭を築く…と、何度意識したことか…。新生活を始めた息子にメールしても返事がなくて、やきもき。そんな時も、一人で悩まず夫に相談。『忙しいのかもよ』のひと言に安心できるのも、2人で気に掛けていると必ず連絡が来るのも、不思議でした。ほんの少し教えを意識するだけで、責めたり、押し付けたりせず、家族との会話を楽しめて、縁が深まった年になりました」
「私たちが仕合せになるための道を全部整え、神の大愛を身をもってお教えくださり、直使はすっと神の世界に戻られた…という話に、じんとしました。今までたくさん救われて、今も日々穏やかに過ごせるのは、神に直接思いを届けられるから…。周りの人に、自分が味わった奇跡や喜びをもっと話していきたいです」
「上から目線で、夫を評価してはイライラしていたのに、“相手”ではなく、“自分”を省みられるようになるとは…。たったそれだけで、家族や周りの人との会話を楽しめるようになり、『いい顔になったね』と驚かれます。娘にも『変わった』『すごい』と言ってもらい、心が弾みます。月に何度も寝込んでいたのが一切なくなり、膝の痛みはあっても、心は健康そのもの。ことし、本当に成長できました。でも、まだまだ変われる。子供や孫に恥じない生き方をしていきます!」
大山命が、人類にかけてくださる愛がどれほど深いものか…。その御心に応えるには、生き方を高め、自分も、家族も、もっと仕合せになる以外にありません。さらに、周りの人も一緒に救いを味わえるように、神と生きる喜びを語り広めてまいりましょう。