石川小松偉光会館が新生の時へ
心が神と強くつながるように

仕合せを求めて、一生懸命に努力してもかなわない。手にしたはずの幸もこぼれ落ちていく…。そうした寂しい晩年を過ごす人がいなくなり、誰もが努力の実る、悔いのない人生を歩み抜けるように――。神の意の下、神示教会を設立された供丸斎先生と、大山命の直々の使者である供丸姫先生の深い愛を受け、全国に先駆けて誕生した石川の神所。平成元年3月29日の開所の日は、まさに救われる入り口となりました。

平成元年、神総本部につながる神の館が開所

待ちに待った開所に大勢が詰め掛けて

 

心ある者救われてゆく」(『真実の光・神示 平成元年版』72ページ)という開所式の神示のとおり、各人が偉光会館で神の教えを学び、生き方を高めて35年。心を磨くほど、喜びを味わう人が一人、また一人と着実に増えていきました。その心の成長を神がご覧になり、救いの環境がさらに大きく引き上げられることになったのです。改築を終え、待ちに待った令和6年11月24日。開門前からたくさんの人たちが、弾む心で石川小松偉光会館へ。神主教会長先生、教主正使者供丸光先生、神奉仕供丸清先生をお迎えして、「清魂の儀」と「新生式」が挙行されました。

 

まずは、神の使い人が、偉光会館の神殿に、あらためて神の御魂を宿してくださる儀式「清魂の儀」が執り行われました。凜(りん)とした空気の中、九字が切られ、入魂がなされると、神の愛と温かさがあふれました。重ねて、供丸光先生が新たな神門や神殿などを丁寧にお清めくださいました。正使者を通して、「この地の姿は 輝いている」「仕合せの和が広がってゆく」と希望あふれる神示が次々と表され、参列したそれぞれがこの地の発展を確信。人としての正道を歩み、家族や大切な人たちと共に、必ず仕合せを手にする誓いを新たにしました。

 

かつて直使供丸姫先生の御手によって植樹された松は、信者各人の心と共に真っすぐに成長。石川の人々にとって、掛け替えのない存在です。このたび、神殿の近くに移植され、直使の御心に重ねるように、神主、教主、神奉仕があらためてお手植えを。「この地の発展を見守ってくれる記念樹が元気に育つように…」と、真心を込めて行ってくださいました。

 

「新生式」の冒頭では、石川で生まれ育った職員がひと言思いを述べました。一生の病を宣告され、夢が打ち砕かれていた開所当時。しかし、ここに神の館があったおかげで、何度も通っては心の修正が図れて、病は完治。そんな自分と同じように、多くの方が救われ続けている小松の地。その感動を涙ながらに語る様子に、あちらこちらで目頭を押さえる姿がありました。みんなで心を磨いて、ついに迎えた新生の時。「心からおめでとうございます」との呼び掛けに、各人が喜びをかみしめる中、式典がスタートしました。

 

続く先生方のお話に、参加した誰もが真剣な面持ちで耳を傾けます。人は、何のために生まれるのかといえば、幸福を手にするため。そこに欠かせない学びや祈願ができるのが、偉光会館です。神と歩めばこそ、人生に起こる一つ一つの事象全てが、自身の生き方の修正につながり、糧になります。その努力をするか否かは「自分の責任」。それをしっかり受け止めて、偉光会館を活用し尽くす思いを強くしました。

 

今は、人間に「生きる力」を与えてくださっている神、大山命に思いが通る時代です。必ず悔いのない人生を歩めます。だからこそ、「大切な人を偉光会館にご案内してほしい」。供丸光先生は、神示をひもとき、神の御心を代弁してくださいました。

 

最後に、信者の代表が、幾度となく神の館に足を運んで救われてきた心からの感謝と、「新生」を誓う真心を発表すると、会場中が涙、涙。「私も家族に愛をかけていきたい」「すぐに結果が出なくても、何度も学ぶ。何度も実践を心掛ける。その都度、新生の思いで頑張りたい」。発表者の思いに重ねて、参加者も心を固めました。

式典の後、先生方は各会場にご巡行を

喜びあふれる出席者がカメラに笑顔を

 

「この地が『輝いている』と聞いて、胸がいっぱいになりました。きょうまで、親も、先輩信者さんたちも、どれだけ頑張ってきてくれたのか…。その“心”を受け継いで、私も子供の手本となりたい! そのためにも、夫婦でしっかり教えを学びます」
「我が子が独立した数年前、寂しさよりも『負担が減った』と思いました。その捉え方こそが『秋の寂しさ』。そう気付いて、より真剣に偉光会館に足を運ぶように。ここに神の館があったおかげで、家族や人との関わりを掛け替えのないものと感じられる自分に変われました。『神は、代々受け継がれてきた悪い因まで根こそぎ救ってくださる』と、自信を持って語っていきます!」
「新たな神門をくぐると、どこまでも澄み切った空気に包まれて、『これからもっと救われていく』と強く確信しました。だからといって、神に甘えてばかりの『受け身』ではなく、“心の修正を図る”意識を強く持つこと。決意を新たにしました」

「もっと品性を磨いて、神の愛に応えたい」「『今まで駄目だったから』と諦めず、きょうから新生!」「自分が味わった仕合せを、家族や大切な人たちに伝えていこう」。神総本部、全国の偉光会館でも、大勢の方が共に祝った「新生式」。終了後は興奮冷めやらず、地域の仲間、隣り合った人同士で感動を語り合っていました。

 

神は、一人一人を救うための環境を大きく開いてくださっています。後は自分が求めるだけ。自分の「責任」で、いかようにも仕合せが得られる時代なのです。しかも、自分が磨いたその道が、良い生き方が、子、孫…と代を超えてつながっていく。人として最高の幸福が手に入るのです。大切な人も漏れなくその価値を味わえるように、縁ある方々へ、情け深い愛の心で触れて、声を掛けていきましょう。

これからますます、家族や仲間と神の館へ

 

「清魂の儀」で表された神示は、「菜の花ひろば」でご確認いただけます。