感謝と報恩の心を届ける「愛礼の儀」
生き方を高める決意をますます強く

さまざまなことが起こるのが人生。しかし、人誰もが求める“しあわせ”は、正しい生き方を積み重ねるならば、必ず手に入ります。とはいえ、「正しい生き方」が見えなくなっているのが現代です。ですから、人々の“しあわせ”だけを願ってくださる神の教えを軸に、日々心を磨いていくことがどうしても必要です。このことを心に刻み、年頭から生き方を高める努力をしてきた信者が、自身の成長を実感できる「光寿信者参拝時」を迎えました。自らの“ことしの歩み”を振り返り、神への感謝をつづる「御礼御祈願書」の提出も始まっています。

神総本部 真実の光会館では、「御礼御祈願書」を提出した人たちが、神に感謝の真心を直接届ける「愛礼の儀」を実施。9月24日に行われた初回の儀式は、教主正使者供丸光先生がご担当くださり、「神の実在体験談」の掲載者(令和5年5月から令和6年4月)が参列しました。

 

光寿信者参拝時には、神の座がご開扉されている光明殿。神のご本体と、それに重なる供丸姫先生、供丸斎先生のご神像の御前に座すると、「ことしもお守りいただいた…」というありがたい思いが次から次へと込み上げます。救いの源泉たる御場所で感じる神の深い愛には、心が震えるほど。参列した各人が自然と頭を垂れ、開式を待ちました。

 

「今年の皆さまの思いが、来年に、また寿命が尽きるその時までつながっていくので、愛礼の儀はとても大切です」。供丸光先生のお話で始まった儀式。重ねて、神示を基に、神に何を語るのかを教えてくださいました。物事を大きく受け止める「感謝」の思いや、「守られた」と感じた不思議な出来事など。それぞれが、ひと言も聞き逃すまいと、身を乗り出して聞き入りました。

 

正使者供丸光先生にお導きいただき、参列した全員が真剣に祈願。神のご守護に対する感謝、親・先祖から受け継いだ悪い気質、体質を断ち切る決意、子や孫に良い生き方を残す誓い…。神への真心が神殿中にあふれた、清らかなひとときでした。

 

最後に、「もっと神の心に近づきなさい。もっと寄っておいでと、神が呼び掛けてくださっています。来年も、一緒に学んで、品性、人格を高めていきましょう」と供丸光先生。温かいお言葉に、一人一人がさらなる前進に向けて、やる気をみなぎらせています。

 

「心が温かくなって、思いを受け止めていただいたと実感」「確かに神のご存在を感じ、深い安心感でいっぱい」儀式後、参列者たちは、湧き上がる感動を抑えられない様子です。

「ことしの成長は、苦手意識のあった上司に自分から関われたこと。そうしたら上司が『期待しているし、力を借りたいと思ってる』と話してくれて、その思いに応えたい一心で頑張っています。家族や周りの人たちが、どれほど支えてくれているかも見えました。こんな喜びが味わえたのも、神の教えを学んでいたから。その感謝を直接お届けできて、感動で涙が止まりませんでした」

「長年、夫婦不仲に悩んでいました。でも、『神の実在体験談』に載せていただいたように、夫の気持ちが家庭に向かない理由に気付いたところから、家の中がぐっと明るくなったんです。娘や孫には良い生き方を残したい。だから、もっと夫を受け入れられる自分に、もっと笑顔で声を掛けたいと、引き続き実践中です。こんなふうに思えるなんて、どれほど心を引き上げていただいているか…。儀式では、私たちの仕合せだけを願われる神の愛を感じて、胸が熱くなりました。がんを二度患った私ですが、今も元気。この喜びを、周りの皆さんに語りたいです!」

「厳しかった親を責める気持ちがほぐれ、“和のある家庭”の素晴らしさを味わい始めている…という、私の『神の実在体験談』。その壁を乗り越えた後も、第二、第三の壁に突き当たりました。でも、いちいち揺さぶられず、自分の課題をしっかり見詰められるように。教えを学んでいると、“乗り越えた先に見える景色”が楽しみになって、神の応援もたくさん感じられます。そうした感謝いっぱいに臨んだ儀式。その中で表された神示に希望が湧いて、どんな壁に直面しても、神と乗り越える決意を新たにしました」

 

神のご存在を確かに感じ、心行くまで感謝と報恩の思いを届けられる「愛礼の儀」。一人一人が手にした「心の成長」を、来年へとつなげていきましょう。悪い面を修正し続け、良いものをたくさん残す生き方が、その家の心の道を磨き上げ、子や孫にまで確かに受け継がれて、代を追うごとに人生を引き上げていくのです。

 

神に真心を届けた後は、安明殿で故人・先祖に仕合せな姿を語って