一流のシェフも見習いの時代があり、プロのスポーツ選手も体を鍛え、技術を磨きながら経験を積んで…と、物事は段階を踏んで、ステップアップしていくもの。それは、人の生き方も同じです。一生を“四季”に例えたとき、植物が芽吹き始める“春”に当たるのが、15歳から30歳までの青年期。将来、自分なりの花を咲かせるために、たくさんの栄養を吸収し、夢を持って、力強く“生きる力”を身に付けていく時です。ここで人生の“土台”をしっかり築けるか否かが、自分の未来を決めていく…。それほど重要な年代なのです。
この時期の生き方を学ぶ「友輝会」。令和7年の授業が、1月11日にスタートしました。会場に集まった15歳から30歳までの未婚者の中には、保護者と訪れた人や、中学3年生の姿も。「どんな人がいるのかな」「何を学ぶのか楽しみ!」ドキドキ、ワクワクが膨らむ中、行事が始まりました。
「『友輝会』ってどんな環境?」「この年代に必要な『生き方』って何?」職員が呼び掛けながら、まずは基本となる「友輝会の年代に生きる心得『五教訓』」を一緒に確認。いろいろなことを吸収するために必要なのが、“素直”“正直”な心。そこに、周りに引き立てられながら、自分の持つ“運命の力”が、良さとしてどんどん表れていくのです。「人に求められて、社会で大活躍できる人になれます!」。熱く語り掛ける職員の言葉に、グッと引き付けられる出席者たち。
教材は、最新の神示が掲載された『友輪』。1月は、一年の指針となる「祈願祭」の神示を学びました。ことしがどんな年で、だからどんな心で生きればよいのか。青年向けの身近な“あるある事例”を交えながらの展開に、誰もが興味津々。「それが知りたかった」「もやもやしていたことが分かった」と、一人一人の心にタイムリーに響きました。
授業を学んだ青年たちは、晴れ晴れとした明るい表情に。つかんだことを実践しようと、意欲にあふれています。
「私には、『教えてほしいです』と言える“素直さ”が必要と思いました。自分で考えるのも大切だけど、恥ずかしくて黙っちゃうときもあるから…。『友輝会』に出ると、今、何が必要なのか、毎回発見があって楽しいです!」
「『自分にも周りにも正直に』と聞いて、元気を装っている面があるって、ハッとしたんです。『肩の力を抜いて人と触れよう』。そう気持ちが前進しました。学びを積み重ねてきて、少しずつ変われたと思います。ことしも頑張って、もっと成長したいです」
「友輝会」の学びにプラスして、社会に役立つことを目指す人たちが参加する「光友会」(登録制)も、同日に令和7年の行事が開始。新規参加者が加わって、活気あふれるひとときとなりました。
年代に応じた生き方をつかめば、青年たちの“生きる力”は確実に伸びていきます。知識や情報にのまれて、迷うことも、心を枯らすこともないでしょう。潜在能力を存分に発揮し、夢を持って毎日を生き生きと過ごせます。そうして築いた“土台”は盤石。月々学びを重ねて、心をホップ、ステップ、ジャンプ! 人生の夏も、秋も…と、素晴らしい四季を歩み進めていきましょう。