「頑張ってるね」「いつもありがとう!」。人に掛けてもらった言葉がじんわり染みて、「おかげさまで!」と笑顔になれたり、「こちらこそ!」と感謝を返したり。相手の思いを感じて、自分もまた思いを届ける。そうした温かな“触れ合い”でこそ、私たちの“心”は満たされます。「出会いの連続」である人生において、触れ合いの一つ一つを良いものとできたなら、毎日がどれほど生きがいにあふれるか知れません。
出会いを生かすコツがつかめる行事の一つが、「春、夏の年代の触れ合い」です。対象は、15歳から50代までの人々。人生における芽吹きの“春”の時を生きる青年層と、自分の力を社会のために役立てて、大活躍する“夏”の年代の皆さまです。2月11日、初回となる行事が、神総本部から全国の偉光会館に中継して実施されました。
「皆さん、きょうは楽しみに来てくださいましたか。緊張して来られた方もいるでしょうか」。職員の呼び掛けに、会場の空気はふっと和やかに。神の教えを学ぶだけでなく、実際に人と触れ合うことで、「私にはこういう一面があるな」と“自分の姿”が見えてくるもの。だから、「話すのは苦手で…」と心配しなくて大丈夫。大切なのは、どういう気持ちで人の話に耳を傾け、どういう気持ちで語るか…。まずは、職員が触れ合いに「臨む姿勢」を確認しました。「それならできそう!」「やってみたい!」出席者たちから、前向きな思いがどんどん引き出されます。
続けて、“触れ合い”におけるポイントの共有も。「自分の心を磨く場です。相手の話に温かい関心を持ち、『なるほど』『そうですね』『私もいいですか?』などと気持ちを重ねましょう。そこに、対話する心が育まれていきます」。すぐにも実践したい内容の数々に、誰もがワクワクした表情に。「信者心の基勉強会」からテーマを確認し、いよいよ触れ合いがスタートしました。
相手の顔を見ながら、「そうなんですね」と受け止めて
「その気持ち、分かります!」温かな共感に居心地が良く
「そろそろお時間に…」終了を伝える声が届かないほど、会場中が盛り上がった20分。「きょう、この環境でつかんだことを、皆さまの生活に生かせるように、気付いたこと、取り組んでいきたいことを祈願していきましょう」。職員の呼び掛けに、それぞれが力強くうなずいていました。
行事後も、熱気冷めやらぬ参加者たち。あちこちで触れ合う姿が見られました。
「実は、語り合いがあるとは知らずに来たんです。話すのは苦手だし、『初めての人同士でどうしよう』と焦ったけれど、とにかく皆さんがあったかくて! あっという間に緊張が解けて、自分でもびっくりするほど話せました。短い時間だったのに、たくさん気付きもあって、次もまた絶対参加したいです」
「きょうはとても楽しみでした! 実際に触れ合ってみて分かったのは、私は『何て話そう』と考えてばかりで、意外と人への関心が薄いこと。『相手はどんな気持ちなんだろう』と意識する心をもっと大切にしたいです。“聞く姿勢”がつかめたので、神殿でしっかり祈願して帰ります」
「ありがとうございました!」「またお会いしましょう!」と明るい声掛けが
人の話に温かく耳を傾け、心を込めて思いを語る。そこに、自分の姿が明確に見えてきて、教えの実践に弾みがつきます。「語り合いはちょっと…」などという人にこそ参加してみてほしい、開運への大きな後押しとなる行事です。周りの方々とご一緒に、ぜひご参加ください! “神の館での触れ合い”だから、安心感や心地よさが全く違います。何より、得られるものが、必ずあります。ことしの実施は、あと3回。次回は3月23日(日)です。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。