一人は寂しい、経済的に安定したい、親が望むので…。そのような理由で結婚を求める人もいる世の中。しかし、「結婚」とは、単に婚姻関係で結ばれ、一つ屋根の下で暮らすといった“形”を言うのではありません。それぞれが持つ、この世に役立つ運命の力を生かし合い、磨き合いながら、仕合せな生涯を添い遂げようとする、固い決意で伴侶と結ばれること。この“心”のつながりが大事なのです。
心が通じ合い、信頼し合える伴侶と築くのは、家族みんなが安らげる温かな環境です。そうした“仕合せな家庭”を築く上で必要な「心」をつかめるように、18歳から50代までの独身の人々を対象とした「家庭を求める人の集い」を開催。初回の行事が、2月16日、神総本部から全国の偉光会館に中継して行われました。
「きょうは、仕合せな家庭を手にする“生き方”を確認します」。担当職員の声掛けに、参加者の期待は一気に高まって
最初に、「家庭を持つ」とはどういうことか、「結婚」に向けてどのような心で生きればよいのか。そこから確認しました。結婚について表された神示を基に、次々と挙がるキーワードに、参加者はくぎ付けです。今の家族の大切さ、親との関わり方…など、一つ一つが各人の心にズシンと響きました。
親、兄弟に、どんなふうに関わっているか。自分を振り返って見えることが
大切なポイントを確認した後は、近くに座った人たちと輪になって語り合いました。知らない人ばかりでも、話す人に向けるまなざしは温かく、自然と話しやすい雰囲気に。真剣に耳を傾け合う姿勢に、一人一人の素直な思いが引き出されます。自分の良さを再確認できたり、磨き方がつかめたり。得ることの多いひとときとなりました。
仲間の言葉にハッとすることがたくさんあり、きょうから実践することが明確に
“仕合せ”は、誰かに与えてもらうものではなく、自らが人と関わり、仕え合わせていく中で生まれるもの。今の家庭を大事に、自分から愛の心で触れていく。仕合せな家庭を手にするための“心”の在り方をつかんだ参加者たちは、豊かな心で生きる、魅力ある人を目指そう!という決意を胸に、それぞれの家路に就きました。
家族との縁を深めるほど、周りの人にも、優しく温かい心を向けられて、自身の良さが発揮できます。そうすれば、日々の生活の折々に、良い出会いを必ず引き寄せていけること間違いなし! “心”を磨いて、人柄もぴかぴかに。この行事を活用して、ますます人生を高め合いましょう。
次回は、3月16日です。9月まで毎月1回実施します。ぜひ、継続してお越しください。