儀式に先立ち、神の使い人が終焉(しゅうえん)を迎えた人の魂を大山命の御元に導く、「御魂送り」を計らってくださいます。これにより、今生に何の悔いも残さず、安らかに旅立つことがかないます。それを受けて、家族や身内、縁のあった人々が、故人の功績をたたえ、その足跡を受け継ぐことを誓う儀式です。参列者が思いを届けることにより、故人の魂はますます安定し、見送る側の心も安らぎます。

 

※故人の魂が、神の御元へと導かれた証しとして、神は心の世界での名前「信子(しんし)」を表してくださいます。

 神  示
「心の道」を正しく歩み 迎える終日
  我が「人生の姿」に
   多くの人(心)が感動 感嘆する

『真実の光・神示 平成23年版』99ページ

納魂の儀<通夜>

「御魂送り」によって、神の元へと安らかに旅立てた故人の思いを知り、遺族、参列者が「玉納奉寿の儀」の前夜に生前をしのぶ儀式が「納魂の儀」です。

 

玉納奉寿の儀<葬儀・告別式>

伝導師が神に祈願し、家族、友人、知人が故人へ贈る言葉を述べて、その人生をたたえ、参列者は、神飾りを奉奠して思いを届けます。

下記の「玉納奉寿の流れ」を標準とし、地域の風習に合わせて行うこともできますので、お申し出ください。

 

実施場所

神総本部 清明会館、全国偉光会館、偉光郷、各葬祭式場など

事前相談

不慣れな葬儀は、分からないことが多く、ご不安な方がほとんどです。さまざまなご質問やご不安な点にお答えいたしますので、お気軽にお尋ねください。

 

申し込み・問い合わせ

 

玉納奉寿申し込み専用電話
Tel 045-731-4443(24時間受け付け)

 

神総本部 清明会館2階 儀式受付(問い合わせ)
受付時間 9:00~15:30
Tel 045-710-1375(9:00~16:00)
※神総本部休講日を除きます。

 

91年の人生をがむしゃらに歩み抜いた義母を、玉納奉寿で送ることができました。義母は気さくな性格で、嫁いだばかりの私を、友人の家にも一緒に連れて行ってくれるような人でした。裏表がなく、晩年、通所していた施設のスタッフからも慕われ、大事にされていました。

玉納奉寿で義母に贈られた言葉は、感謝の思いにあふれたものばかりでした。「いつも家族の仕合せを願って、支えてくれてありがとう」「母さんが誇りでした」「ばあちゃんには、子供の頃、よく面倒を見てもらって…」一つ一つの言葉に思い出がよみがえり、目頭が熱くなりました。

「御魂送り」で賜った信子(※)は、義母の人生そのものが表されていて、胸がいっぱいに。思いを残すことなく旅立ったのだと、安心感に包まれました。玉立の儀(出棺)では、孫たちが義母との思い出を語り始めて、仲の良い家族の様子を見てもらいながら、感謝の心でお別れできました。参列した多くの方が、「とても良い儀式だった」と声を掛けてくれ、義母が喜んでいる姿が目に浮かびます。
玉納奉寿で、親族の縁がさらに深まりました。私たち家族は、誰とでも仲良くできる明るさや、調和の心など、義母の残してくれた大切な宝を、次世代にしっかりつないでいこうと誓っています。