両親や先輩の思いを受け継ぎ、偉光会館を守りたい!

(旭川市AY/20代男性/団体職員)

自ら神を求めて味わった不思議

私は、幼少期から、親に連れられて、偉光会館や公共施設での勉強会に足を運ぶのが日常でした。ところが、成長するにつれて、足が遠のいてしまったのです。
高校を卒業し、設備会社に就職したころには、心重い日々の中にいました。すぐには技術を覚えられず、自信も持てず、人付き合いも苦手で、仕事を辞めたいと思う毎日でした。そんな時、「必ず必要なことがつかめるから、教えを学びに行こう」と両親に誘われ、何となく札幌の偉光会館を訪れるようになったのです。職員や信者さんの温かさに触れ、出入りを重ねるうちに、不思議と偉光会館が居心地の良い場所に変わっていきました。
家では、父が技術を身に付ける苦労を理解し、アドバイスをしてくれました。また、母の励ましが、どれほど心の支えになったか知れません。いつしか自ら求めて神の教えを学ぶようになったのです。
繰り返し学んでいると、困っても素直に人に聞いたり、応援を求めたりできず、思いを心に抱え込み、どんどん悩みを深めてしまう自分の性格に気付きました。悩みを招いていたのは、自我の強さと心の弱さだったのです。こうして気付いたことを祈願していくうちに、「いつ辞めようか」などと現実から逃げることばかり考えていた自分が、「もう少し頑張ってみようかな」という気持ちに変わり、驚きました。一つ一つの経験が、人生のどこかで実るように、陰で支え、見守り、導いてくださっている神の愛にも気付き、胸が熱くなりました。

人のために尽くす両親を見習って

20代の今は、素直、正直に生きることと学んでいます。気張らず、自分らしさを素直に表現していくことで、人間関係が随分楽になりました。自分の力を発揮できるようになると、人のために役立つ喜びが働く意欲につながることも実感できました。
ここまで支えてくれた両親には、心から感謝しています。父は、人の嫌がることも率先してこなす、周りから頼りにされる存在です。母は、いつも物事を前向きに捉え、家族や人のために心を使って生きています。二人とも、見返りを求めず、黙々と周りの人のために尽くしていて、心から尊敬します。私も、両親の良さを見習っていきたいです。
偉光会館に通い始めて、私は変わりました。神の館に心を寄せて本当によかったです。そのような尊い救いの御場所を、旭川に頂けたことに感謝でいっぱいです。折に触れて足を運び、しっかり心を磨いていきます。そして、両親や、真心熱い信者の皆さまの思いを受け継ぎ、私も、大切な北海道旭川偉光会館を、自分にできることで精いっぱい守らせていただきたいと思います。