当時、九州において破竹の勢いで信者数が増えていたのが、佐賀県でした。そこで、この地に神の館を頂くのにふさわしい信者心を育むため、副使者供丸光先生(現在の教主正使者供丸光先生)による「信者悟り勉強会」が開催されました。当日は、大規模な会場を埋め尽くす人々が、県内のみならず、福岡、長崎からも集まって学び、心の成長を誓い合いました。
「この地に神所を…」と望む信者の熱い思いを、神は受け取って、布教所の建設をご許可くださいました。そうして、当時の佐賀郡大和町(現在は佐賀市)の建設用地で、清めの儀が執り行われたのです。儀式に立ち会った人々から熱い視線が注がれる中、副使者であられた供丸光先生は、用地の隅々まではらい清めてくださいました。
人々が待ちに待った、九州で第一号となる佐賀布教所が誕生しました。直使供丸姫先生、教会長先生、副使者供丸光先生のご臨席を賜り、開所式を挙行。この地に神魂が宿されたのです。九州一円から多くの人々が駆け付け、九州がさらに救われていく一大慶事をお祝いしました。
神は、熊本に続き、九州で2番目となる納骨施設、神玉園をお授けくださいました。神玉園があればこそ、今を生きる一人一人が故人を常に意識しながら、教えで歩む思いを強めていけます。そこに、その家の心の道が輝きを増していくのです。当日は、副使者供丸光先生による開園式を挙行。出席者は、心の道を子孫へとつなぐ尊い施設の完成を祝いました。
神魂の時代を迎え、教主正使者供丸光先生、神奉仕供丸清先生が佐賀偉光会館において、あらためて神魂を根付かせる清魂の儀と清魂記念式典を執り行われました。多くの人々が訪れ、神魂誕生によって完成した希望の光を歩み抜いて、まことの幸福を手にする思いを深いものにしたのです。
20年にわたり、この地の人々の心を育んできた佐賀(九州第一)偉光会館。共に教えを学ぶ信者同士が温かく触れ合い、心を磨き合う、極上の環境です。この日は、神奉仕供丸清先生による勉強会が行われ、新たな飛躍を誓い合う、開所20周年の大きな節目となりました。