偉光郷で係の研修会を実施
さらなる心の成長を目指して

縁ある人々の仕合せを願って、信者さんへの連絡役を務めてくださる、神示教会の「係」の方々。「できることで人の役に立ちたい」という“奉仕の心”に磨きをかける研修会が、神奈川県湯河原町にある偉光郷で行われました。対象は、社会の中軸を担う20代から40代の係です。

4月と5月の週末に、1泊2日で行われたこの研修会。テーマは、「自分の存在を社会に生かすために」です。どの日程も、期待に満ちた雰囲気の中でスタートしました。

 

1日目は、グループごとに、「身の回りの環境にのまれていないか」を見詰めました。「『手を抜いて当然』という風潮がある職場。『もっとこうすればいいのに』と葛藤が…」「幼稚園のママ友に言われた言葉で焦ってしまって…」。日頃を振り返り、率直に思いを交わしたひととき。見えてきたのは、環境に振り回されず、自らが教えを生かす重要性です。

 

「みんなと過ごす」時間も、研修の大切な一コマです。人との関わりから見えてくる、自分の姿もあるからです。同世代の人たちの話を聞いて、「そこまで真剣に相手の立場に立てていただろうか」と振り返ったり、「もっと純粋に人を思いやれる自分になりたい」と決意を新たにしたり。食事を楽しみ、温泉にゆったり漬かりながら、縁のあった仲間同士が心行くまで語り合いました。

 

「仲間と触れて気付いたこと」が2日目のテーマ。次々に声が上がりました。「皆さんの話を聞きながら、自分は人に対して先入観を持ちやすいと気が付いた」「仲間が『それで、それで?』と話を聞いてくれてうれしかった。私ももっと温かい関心を持って人に触れたい」。神が“聖人が育つ地”とも表される偉光郷。たくさんの「気付き」が得られ、それを生かせば、必ず人柄が磨かれます。人生は、ますます喜び多いものとなっていくのです。

 

笑いあり、涙ありの熱い熱い時間。仲間と過ごした1泊2日の全てが、気付きにつながる大切な“研修”です。「ご縁に感謝」「お互いに頑張りましょう!」誰もが、一段と明るい表情で帰路に着きました。

 

奉仕の心を磨き合った研修を経て、一人一人が着実に前進し続けています。
「研修で、『自分は無意識に孤独を好む』と気が付きました。だからこの1カ月は、家庭でも職場でも、『積極的に関わる』ことを意識。家族の笑顔が見られたり、同僚に喜んでもらえたりして、手応えを感じています」
「『心の動き』を見詰めるようになったら、仕事でトラブルがあっても、まずは『祈願して一呼吸置く』が実践できています。そうすると、相手は何を求めているのかが見えて、良い対応策も見つかって…。自分の心一つで、これほどスムーズに事が運ぶのだと驚きました」

「自分に必要なことをつかみたい」「もっと周りの役に立てるようになりたい」素直で、真っすぐな心を向ければ、気付きも、実践も、想像以上。神は必ず応えてくださり、確実に生き方を高めていけます。存在感を発揮でき、社会で光る人になっていけるでしょう。