自分自身を磨き高める1泊2日
「20代~40代対象の研修会」

“心を亡くす”と書く「忙しい」という漢字。実際、日々の慌ただしさにゆとりを失って、「見えなくなっているもの」はないでしょうか。例えばそれは、家族をはじめ、周りの人たちの“心”だったり、「こんな人になりたい」と胸に抱いた“自分なりの目標”などということも…。そうした大切なものを見失わず、幸多い人生を歩むためにも、自身を振り返るひとときは欠かせません。

とりわけ、20代から40代は、家庭や職場など、多方面に活躍の場が広がります。その中で、“心を亡くす”状況に追い込まれやすくもあるのです。だからこそ、自分を見詰め、もっと仕合せを味わえるように――。この世代の人々を対象に始まった、1泊2日の研修会。その初回が2月15日、神総本部で行われました。

 

会場に心地よい緊張感が広がる中、「皆さんとお会いできるこの時間を、本当に楽しみにしていました!」。職員の言葉で研修がスタート! 最初の自己紹介では、率直な発言が次々に。「仕事で壁にぶつかって、『自分を見詰め直したい』と参加しました」「同年代の方々が、神の教えをどう学び、どう実践しているのか知りたくて…。皆さんの話が楽しみです」。

「ちょっとドキドキしています」「価値ある1泊2日にしたいです!」一人一人の発言に、温かい拍手が

 

続いて、グループごとのディスカッションへ。「普段感じていること、考えていることを話し合い、仲間の思いにも耳を傾けてみましょう」。職員の呼び掛けに、それぞれが等身大の気持ちを語り合いました。

日頃心掛けていることを語ったり、「職場で理不尽なことがあったら、どうしますか?」とグループの人に尋ねてみたり

「相手によって態度が変わる職場の人にモヤモヤ…」「家族にはつい言葉が強くなって…」葛藤もざっくばらんに語って

 

遠くから見ているだけでなく、直接触れて、話してみないと分からないのが人と人。「もっと話を聞きたい」「どうしてそう考えられるんだろう」と感じたなら、自分から積極的に声を掛けたいものです。ご守護の大きな神の館での研修なら、必ず互いに得るものがあります。
「なるほど!」「そういう考え方もあるんだ!」。仲間の考えに共感したり、ハッとしたり。思いを通い合わせた後は、はつらつとした気持ちで、真実の光会館での共同作業へ。

“心の清め”を意識して、真実の光会館のお清め清掃を

「どこからやりましょうか?」「高い所は終わってますか?」と、お互いに声を掛け合って

「ありがとうございます!」「よろしくお願いします!」温かいやりとりがあちこちで

お清め清掃の後は、みんなで夕食を

「私は恥ずかしがり屋で…」「実は緊張してました」と言いながら、どんどん話が弾んで

おなかを満たした後も、和気あいあいと

 

「おはようございます!」。お泊まり処に一泊し、生き生きとした表情で会場に集まる参加者たち。「研修で感じたことを共有し合い、皆さんの家庭で、職場で、どう生かしていくか…。それを見詰めていきましょう」。職員の言葉に、仲間と過ごして見えてきた自分の持ち味、改めたい弱点などを、それぞれが思いを込めて語りました。

「みんな優しくて、驚くほど安心して過ごせました」「『話を聞こう』という皆さんの姿勢に、良い刺激を受けました!」仲間への感謝があふれて

 

みんなで触れ合い、語り合う中で過ごした1泊2日は、笑いあり、涙あり…の感動がいっぱい。終了後は、会場中が笑顔に包まれました。
「人前で話すことが本当に苦手でした。自信がないし、声も小さくなっちゃうし…。だけど、お一人お一人の優しい姿に勇気が持てて、『話して良かった!』と思いました。人に対して“心が開く”この感覚を、大切にしていきたいです」
「研修で、自分の“良さと弱点”両方をつかみたい!と参加しました。そうしたら、仲間に『場を和ませる力があるね』と言ってもらえてうれしくて…。集合時間ギリギリになりやすい弱点にも気付けました。ここからもっと前進できそうです!」
「仕事で行き詰まっていましたが、皆さんのいろんな話を聞いて、ふと『“自分”は何ができるんだろう』と思ったんです。あれほど周りを責めていた心が、ふっと軽くなりました。一人で乗り越えようとせず、まずは家族にこの気持ちを話してみます」

「あっという間の研修でした!」たくさんの喜びがお土産

「お会いできて良かった!」「楽しかったですね」いつまでも名残惜しそうに

 

仲間と共に、一人一人が見詰め、磨いた自身の“心”。より一層輝きを増して、これからの日々を“生き抜く力”となっていくことでしょう。