静岡焼津偉光会館「新生式」
ますます心を磨く決意を強く

静岡焼津偉光会館は、開所から33年余りの年月を重ね、新生の時を迎えました。平成4年12月7日の開所式の折、直使供丸姫先生はこのように語られ、神の御魂を根付かせてくださいました。「きょうが旅立ち。芽が出て、身いっぱいに花が咲いて、次期世代に実を結んでいけるように、皆には幸福(しあわせ)の種をたくさんまいてほしい」と。そのお言葉を受けて、一人一人が神の教えを学んでは心を磨き、着実に前進を図ってきました。そうした心の高まりを神がご覧になって、「この地を救うにふさわしい偉光会館へと 環境を引き上げる」と、このたびの新生がかなったのです。

優しい陽光に包まれる、新生・静岡焼津偉光会館

 

この地の「偉光会館」
  神魂に心触れ
    実体を磨き 高めるため
       環境を大きく引き上げた
 改築かなって この地の信者は
    「悟り」深めて 救われてゆく

(令和7年4月20日 静岡焼津偉光会館 新生式〈中略あり〉)

 

4月20日に挙行された「新生式」には、開門前から大勢の人々が、お祝いと感謝の思いで駆け付けました。

生まれ変わった偉光会館を仰ぎ、参拝者は感嘆の声を

「神殿が清らかで、光明殿にいる気持ちになりました」「館中に神の愛が満ちあふれていて、胸がいっぱいで…」。感極まって、目頭を押さえる人も

 

皆の期待が最高潮に達する中、神主教会長先生、教主正使者供丸光先生、神奉仕供丸清先生がご到着。今日まで救われ続けた感謝が込み上げて、一人一人が胸を熱くしました。

 

神のご座所が移された真新しい神殿。先生方は、ご神前にぬかずいて、神魂にご挨拶。続いて、中庭では、旧偉光会館から移された記念の松を、あらためて植樹してくださいました。

皆にとって大切な記念樹。新たな場所でも、この地の信者を変わらず見守り続けてくれるでしょう

 

式典は、神総本部をはじめ、全国の偉光会館へも中継。先生方のお言葉から、それぞれが偉光会館「新生」の意味を確認しました。

 

神奉仕供丸清先生は、親よりも子供、子供よりも孫の人生が、もっともっと大きな幸を手にできる未来を、家族中で手にしてほしい…。そうした神の願いをかなえるために、この偉光会館の新生があるとお話しくださいました。

 

教会長先生からは、救世の拠点が生まれ変わった事実は大変意義深いこと。そして、自身の実体修正を図り、神魂の愛が宿る尊い神所を、感謝、報恩の真心で守ってほしいとのお言葉が。出席者たちは、大きくうなずき、ひと言ひと言をしっかり心に刻みました。

 

この地に向けて表された神示を基に、今気付かなくてはいけないことを詳しくご指導くださった教主正使者供丸光先生。神から教えを学んだなら、その心を家族に向けて、愛と信頼と期待で結ばれた家庭を築くこと。和のある家庭に身を置けば、必ず実体の修正がかない、開運すると、この地の実体を踏まえてお話しくださいました。誰もが気付いたことを一生懸命ノートに書き留め、何としても「和のある家庭」を築こうと、意欲を高めています。

 

式典の最後、二人の代表挨拶は、出席者一人一人の心に突き刺さるものが。偉光会館で心を救っていただき、まるで違う人生を歩み始めた奇跡。新たになったこの環境で、もっとたくさんの人々が救われていくことへの確信。そうした言葉に共感し、家族や友人と一緒に出入りする気持ちをそれぞれが強くしました。

「私も同じ」と言わんばかりに聞き入る参加者たち

 

一同が、心も新たに、自身を高める決意を固めた新生式。終了後は、先生方が各会場へと足を運ばれました。

先生方の温かなお人柄に触れ、館内に大きな感動が

 

いつまでも喜びの感動は冷めやらず、多くの人々が語り合っていました。
「33年前は、雷が鳴る中で開所式に出ました。供丸姫先生の、静岡…と聞くと心が痛むというお言葉は忘れられません。それでも静岡に来たのは、輝く未来が見えるから…とのお話に深い愛を感じ、偉光会館で学んで、学んで、学んで、心を磨こうと頑張りました。そして30年以上、生きがいを味わわせていただいたのです。このご恩を忘れず、縁のある人たちを偉光会館にご案内したいです」
「これまでも、しっかり学んできたつもりだけれど、先生方のお話から、きょうほど実体修正について考えさせられたことはありませんでした。新生式を迎え、本気で高い生き方を目指そうと誓いました」
「自分は、人と関わるのが苦手と思い込んでいましたが、人と関わってこそ、自分が磨けることがよく分かりました。神が授けてくださった偉光会館で、いろいろな方々との出会いを通して、自分自身を高め、社会に貢献できる存在になりたいと思います」

これからもっと多くの人々をこの館へ…と誓い合って

 

静岡からは遠く離れている神総本部や偉光会館でも、共に拍手したり、感極まったり…。一体となって、神示教会の救世の歩みを共有し、感謝を深めたひとときでした。
「自分は、人に対してバリアーを張ってしまうところがあり、この人は苦手と思うと、つい距離を取ってしまって…。代表の話を聞いて、もっと実体の根本に目を向けて、心の芯から温かく優しい人になろうと決めました。それができる教えを学ばせていただいているのだから、人との関わりを大切にしていきます!」
「私には、昔から人と擦れ違うものがあり、新生式で何か気付けるはずと思って出席しました。対人関係の悩みを抱え、頭の中が堂々巡りしていたのですが、弱点を修復していくのは自分自身。生きている今しか実体は修正できないと、欠点を改める気持ちが新たになりました」

救いの環境がさらに引き上げられた「新生式」。神と歩んで生き方を修正していけば、必ず良いものが子孫に受け継がれ、一家一族丸ごとの救いを果たせます。それを実現するための絶大な神のお力が根付く環境が開かれています。家族、身内、縁のある方々で声を掛け合い、活用し尽くしましょう。

 

 

活気あふれる各地の様子