丹精込めて手入れするほど、豊かな実りをもたらす果樹。私たちの「心」も同じです。年始からここまで、自分の心の動きをどれだけ意識し、“悪い芽”を摘み取ってこられたか。その“手入れ”に応じて、心の実りが得られます。一人一人の実体が大きく引き上げられる“収穫期”。それが「光寿信者参拝時」です。
ことしは、神奈川県湯河原町にある偉光郷が“新生”しました。偉光郷は、故人の生きた証しである玉(遺骨)を納める「御魂安置所」。我が家の「心の道」をつなぐために、欠くことのできない施設です。この環境の高まりに、各人が例年以上に意識した「家族の大切さ」や「心の道をつなぐ意義」。夫婦、親子の縁が深まるなど、たくさんの喜びを味わいました。そうした感謝を神魂へ――。光寿信者参拝時の幕開けとなる9月23日には、各地から大勢の人たちが神総本部へ駆け付けました。
神総本部と偉光会館を中継で結んで挙行された「神魂誕生記念祭」。神奉仕供丸清先生、神主教会長先生、教主正使者供丸光先生は、誰もが開運できる時代を迎えていること。代を重ねるほど仕合せになれるばかりか、次の人生のさらなる仕合せまでもが約束されている事実。この大きな救いを、一人残らずの方々に手にしてほしいと、何度も呼び掛けてくださいました。
併せて供丸光先生は、そのために、どう「人格」を磨いたらよいのか。すなわち、人間として神に守られ、悔いのない人生を歩み抜ける“資格”を得るために必要なことを、神示からひもとかれました。
神奉仕供丸清先生
神主教会長先生
教主正使者供丸光先生
続いて、2人の代表が発表。神の教えで自分を見詰め、家族と心を重ねて、さまざまな問題を乗り越えた力強い歩みに、出席者全員が惜しみない拍手を送りました。
「なぜ病気になってしまうのか…」。生き方を振り返るほど人生が好転
「人一倍責任感が強い半面、とても頑固でした」。病を機に、自身の心だけでなく、家族中が変化
最後は全員で、教会歌「希望の光」を斉唱。人格、人柄を高め、「心の道」に良い生き方を残そう。家族中で仕合せになることこそ、何よりの報恩…。強い決意を胸に、それぞれが真心込めて歌い上げました。
式典で、さらに前進する思いが湧き上がった出席者たち。
「先生方がお話しくださった直使の御心。この頃、やっと見えてきました。昔は、新しい建物ができると、ただうれしくて…。その陰で、直使がどれほど私たちの仕合せを願われていたのか…と思います。信者となって、私は本当に救われました。ことし、夫を送りましたが、息子が立派に喪主(信主)を務めてくれて、今も、何でも話し合えています。神と生きてきて良かった。こんなに守られている感謝を、神魂にお届けさせていただきます」。
「親から子、孫へ…と、人間だけが受け継ぎ、つなげていけるものがあると聞いて、亡き母を思い出しました。亡くなる直前、幼い孫が呼び掛けたら、そっと手を伸ばしていたんです。もう、私たちのことも分からなかったのに…。母の託したい思いを、孫もちゃんと受け止めていたようでした。私も、子や孫に“心”をしっかり受け継げるように、ますます家族と気持ちを重ねていきたいです」。
「代表の方の発表から、実体修正は真剣勝負だと思いました。夫が体調を崩した今年、これまで以上に夫婦で話し合い、自分の心を奥底まで見詰めました。家族だけでなく、誰に対しても『こうであってほしい』と求めてしまうところが、私の修正点。夫のためにも、もっと気持ちを受け止められる自分を目指します」。
式典終了後も、大勢の人たちが、時を忘れて、家族や仲間と救われた感謝を語り合っていました。
光寿信者参拝時に手にする「心の実り」。同時に見える、積み残した課題や新たな目標を心に置いて、さらなるステップアップを図ってまいりましょう。
「御礼御祈願書」の提出に、浄財奉納に…と、一人一人の真心があふれた神の館。9月23日発行の『友輪 解析 令和6年版』「心が変わる神示カレンダー しあわせ月ごよみ」も、どなたもが「待ってました!」とばかりに、目を輝かせながら手にしていました。「神魂誕生記念祭」の視聴会は10月14日まで実施していますので、ぜひご出席ください。
全国の神の館では、「神示教会について知りたい」という方のために、職員が担当するご案内会を行っています。また、9月23日にリニューアルした公式サイトでは、神示教会の価値がより分かりやすくご覧いただけるようになりました。ご家族や縁のある方々に、神示教会のことをお伝えする際に、どうぞご活用ください。自身が味わった神と生きる“喜び”を語り、仕合せの輪を広げていきましょう。
活気あふれる各地の様子