社会に巣立つ節目に「成人の儀」を
自分の力を役立てて、貢献できる人へ

一日の大半を家庭で過ごす子供も、成長とともに、身を置く環境が学校や職場へと広がっていきます。中でも、“教わる”身であった学生から、“自らの力を人のために役立てていく”社会人となるのは、立場も環境も大きく変わる節目の一つ。「社会で活躍したい!」「どんなことができるか楽しみ」。今後への期待が膨らむ半面、年齢や経験の異なる人との出会いなど、未知なる世界に飛び込んでいく不安もあるでしょう。社会人となれば責任も生まれ、今までとは違う困難や壁にぶつかることも出てくるもの。だからこそ、明るさや前向きさ、少しのことでへこたれない強い心が必要です。

そのような、社会に巣立つための心をしっかりとつくるのが「成人の儀」。多くの人への“感謝”や、自分の力を役立たせていこうとする“奉仕の心”が軸にあれば、一歩ずつ着実に“社会で輝く人”になれます。4月の新年度を前に、全国の神の館には、フレッシュな青年とその家族が訪れ、儀式に参列しました。

神総本部 清明会館の儀式会場

栃木偉光会館

 

両親や兄弟、あるいは祖父母と一緒に訪れる青年たちは、ちょっぴり照れくさそう。厳かな雰囲気が漂う式場では、家族に見守られながら一番前の席へ。自然と背筋が伸びます。

成人の儀の節目の意味を伝導師から

 

神から社会に役立つ力を授けられ、家族をはじめ、恩師や友人など、数々の愛に支えられて今の自分があること…。その御礼や感謝を代弁し、神へ奏上する伝導師の言葉をしみじみとかみしめます。後ろで見守る家族も、今までの歩みを思い返して、「ここまで無事に育ってくれた…」と胸がいっぱいの様子です。
神飾(かんかざ)り奉奠(ほうてん)では、自ら神へ決意を届けます。そのりんとした我が子の姿に、そっと涙を拭う姿も。参列者の誰もが心に感謝が込み上げて、会場全体が温かい空気に包まれていきました。

神総本部

神総本部

広島偉光会館

 

終了後は家族に囲まれ、「おめでとう!」と祝福される青年たち。自然と今の思いや感謝の気持ちを語ります。

「家族みんなが参列してくれて、すごくうれしかった」と語るのは、ドッグトレーナーの仕事に就く女性。「自分がやりたいことを応援してくれる家族には、感謝しかありません。人と犬との信頼関係を築ける立派なトレーナーになって、家族にも喜んでほしいです」

「社会に出る不安もあったけれど、『“夢”かなう心の力を与える』(『真実の光・神示 平成27年版』17ページ)というご神示を聞いて、神が応援してくださっている!と力が湧いてきました。日頃から、両親が『人のために一生懸命なのがあなたの良さ』と言ってくれるので、自分の力を役立てる奉仕の心をいつも忘れずに、新しい環境で頑張りたいです。儀式に参列したから、こんな気持ちになれました」

「4月から、中学校の音楽講師になります。成績が一番下だった自分が、首席で卒業できたのは、家族が支えてくれたり、先生が私の良さを認めて伸ばしてくれたおかげ。今の自分がいるのは、たくさんの愛や支えがあったから…と胸が熱くなりました。私も、生徒に寄り添える教師を目指します!」

神が授けてくださった“この世で役に立てる”運命の力は、人のために生かしてこそ輝くもの。「自分には、人に喜ばれる力がある」。その自信を強く持ち、新しい一歩を踏み出そうとする一人一人の瞳は、希望に満ちていました。

神総本部

栃木偉光会館

山梨偉光会館(7.4.2写真追加)

佐賀偉光会館(7.4.2写真追加)

 

「成人の儀」は、年齢に関係なく、初めて社会人として巣立つ節目にお受けいただけます。儀式は、神総本部偉光会館でいつでも実施していますので、ご家族そろって参列できる日にお申し込みください。
ポスターはこちら