愛光会館、宿泊処「年末お楽しみイベント」
温かい家族の触れ合いに、絆が深まって

子供たちも冬休みに入り、家族で過ごす時間が増える年末の時期。神総本部 愛光会館宿泊処で、家族の心がもっとつながる「お楽しみイベント」が開催されました。

 

愛光会館「親子で作るロールサンドイッチ」

「楽しみです」「待ちに待っていました」。12月21日、22日、愛光会館には、中学3年生までのお子さんとその家族が、全国各地から集まりました。8月に好評だったフルーツポンチ作りに続いて、今回は、ロールサンドイッチに挑戦。開始を待っている間も、「どうやって作るんだろう?」とわくわくです。

「皆さん、ようこそ! 職員みんなでお待ちしていました!」。担当職員の挨拶でイベントがスタート

作り方のポイントを確認。「おいしそー」「食べたーい」と、早くも子供たちから期待の声が

 

説明を聞いた後は、早速、料理開始。まずパンを延ばします。初めて作業する小さな子も、お父さん、お母さんに、コツを教わりながらチャレンジ。その表情は真剣そのものです。
「何がいいかな?」「いちごジャムにする!」「のりとチーズって合うと思う?」家族でいろんなアイデアを出し合いながら、具材を選ぶ楽しいひととき。慎重に巻いて、カットすると、きれいな断面が現れます。ホイップクリームをトッピングしたり、残った具材でデザートを作ったり。グループごとに、アイデア満載のお皿が完成しました。「できた!」とバンザーイ。家族で作った一品に、満面の笑みがこぼれます。

 

参加者全員で「いただきまーす」と、いよいよ実食。「この組み合わせ意外と合う」「私は、これがお気に入り」と、感想をワイワイ言い合いながら食べるサンドイッチは、ひと味もふた味も違います。
「○○ちゃんが作ってくれたの、おいしいよ」。家族の言葉に、ご満悦な表情を浮かべる子も。親子の触れ合いを通し、心が温まる、大満足のひとときになりました。

 

「おなかいっぱいになりましたか?」という職員の問い掛けに、「はーい」と元気に手を上げる子供たち。「家でも、パパのために、ママと作る」と言う子や、「きょう、来られなかったお兄ちゃんに」と持って帰る子も。家族を思いやる優しさが確かに育まれている子供の姿を、温かなまなざしで見守る親御さんたち。おなかとともに、心も満たされます。
「実りの集い」を今月卒業する女の子は、「家族で参加できて、最後の最後で楽しい思い出になりました」と笑顔。「神の教えは、最初難しく感じたけれど、実践してみるといろんな人と仲良くなれて…。『友輝会』で学ぶようになっても、人に優しくして、友達をいっぱいつくりたいです」と夢を語っていました。我が子の思いを聞いた母親も、「人を大事にできる良い子に育ってくれて、『実りの集い』もいよいよ卒業…。感慨深いです。この子がやりたいことは、精いっぱい応援していきます」と、親心を深めていました。

家族愛に包まれた、温かく、ほのぼのとした時間。共に過ごした家族は、ますます心の絆を強くしました。

※デザートには、職員手作りの「パンプディング」を提供しました。残ったパンの耳を活用したレシピはこちら

 

12月22日の様子

 

宿泊処「家族の絆を深める一泊お楽しみプラン」

年末に、家族で宿泊処に泊まり、お互いに「ありがとう」を伝え合う、“家族の絆を深める一泊お楽しみプラン”。追加日程も、すぐに満室となった人気の企画が、12月21日と22日からの1泊2日で行われました。

参加者は、チェックインを済ませ、宿泊室やぼたん湯でゆっくりとくつろいだ後、食堂へ。「一年を家族で振り返り、感謝の思いを語り合い、嫌な出来事は糧にして、いい年を迎えましょう!」。宿泊処の職員の呼び掛けから、「家族忘年会」が始まりました。

かつおだしのいい香りに包まれる中で始まった「家族忘年会」

 

職員が真心を込めて準備した、にぎり寿司(ずし)やお鍋。90歳を超える母親に料理を取り分けてあげたり、夫婦でお酒をつぎ合ったり、子供の元気いっぱいに頬張る姿に目を細めたり…。「ことしもありがとう」「こちらこそ、いつも支えてくれて」と、笑顔で届け合う数々の感謝。無事に過ごせた一年に思いをはせながらのだんらんの時間に、温かい雰囲気が広がります。

家族紹介を兼ねて、引いたカードの質問に答え合ったひととき。会場に、一体感が生まれました

参加者から、職員に温かい拍手が。デザートのわらび餅は、わらび粉を練り込み、一晩寝かせた逸品。「どのお店のよりおいしい」と大好評

 

食事の後も、神の館で、思い思いの夜をゆっくり過ごしました。
ロビーでは、参加者のお子さんが弾くピアノに、他の家族も一緒に耳を傾け、「上手ですね」と触れ合う姿も。ぼたん湯では、おじいちゃんから、教会の歴史を教わるお孫さんの姿が見られるなど、それぞれに縁を深めていました。

 

「ぐっすり休めました」「家族皆で過ごせて、楽しいひとときでした」と、どなたもが充実感いっぱいにチェックアウト。
「会話が少ない家庭に育った自分が、妻と出会い、子供に恵まれ、きょうは両親も来てくれました。一緒に食事をしながら、『こうして、楽しくやりとりできる家族がいることが奇跡なんだな…』と感謝の思いが湧いてきました。来年も、家族の心を支えられる自分になりたいです」
「久しぶりに、親子水入らずの時間を過ごせました。体は不自由でも、誰にでも感謝する母の姿に胸が熱くなり、その生き方をしっかり受け継いでいきたいと思いました」
「夫婦で一泊して、いつも心では感謝していても、言葉にしていないことに気付きました。これからは『ありがとう』と伝えていきます。気付くことがいっぱいで、ただの忘年会とは違いました。来年も楽しみにしています」

宿泊処に家族で泊まることで 家族の心は一つに重なる」(『真実の光・神示 令和5年版』106ページ)と神が表された宿泊処の力。各人がそのとおりの体験をし、家族の存在に感謝を深めて、愛を返していく思いを強くしていました。

次回の12月28日~29日の当プランは、好評につき、満室となりました。
来年も、家族で楽しめるイベントを数々企画していきますので、ぜひご参加ください。