待望の「新生式」まで、あと2週間となった静岡焼津偉光会館。1カ月ほど前から職員が着任し、内部の整備も着々と進んでいます。「いよいよ!」「もうすぐ…」。日を追うごとに期待が膨らむ現地の方々。4月6日には、新たな建物に教主正使者供丸光先生をお迎えし、儀式が挙行されました。神殿にあらためて神の御魂を宿す「清魂の儀」と、館を清める「建物の清めの儀」です。これにより、完成した施設は、ますます多くの人々を救う「救世がかなう館」へと、命を吹き込まれたのです。
当日は参列者の心を潤すような、優しい小雨が。儀式の後は陽光が差して
儀式に参列したのは、やがて中心となって偉光会館を活用していく20代から40代までの係と光友会会員、そして地域の連携役を務める職員です。平成4年の開所当時を知る人も、そうでない人も、誰もが神と歩んできたこれまでを振り返り、感謝の思いで儀式に臨みました。
感謝と期待を胸に、新たな神門をくぐって
教主正使者供丸光先生を真心込めてお迎え
まず供丸光先生は、神殿で「清魂の儀」を執り行ってくださいました。
入魂の九字が切られると、不思議と空気は温かく清らかに。偉光会館の神殿が、神総本部 真実の光会館につながっていることを実感し、参列者は「必ず救われる」と確信。正使者を通して表される神示のひと言ひと言が、一人一人の胸に深く迫りました。
家族で「偉光会館」に出入りを重ね
「教え」を学び
「実体(こころ)」を
高める努力をする
信者・その家族の心は
大きく引き上げられて
「運命」に
守られ 導かれ 救われる
人生を歩んでゆける
(令和7年4月6日 静岡焼津偉光会館改築 清魂の儀 建物の清めの儀)
※神示の全文は、「菜の花ひろば」でご確認いただけます。
その後、供丸光先生は、それぞれの場所を隅々まで丁寧にお清めくださいました。
最初に新たな神殿のお清めを
神殿玄関
続いて、多くの方々が利用する駐車場を
今は駐車場となっている旧館のあった土地にも、赴いてくださいました。
この場所で、どれほど多くの人が救われたことか…
かつて手水処(ちょうずどころ)のあった場所。植栽がそのまま生かされて
新たな偉光会館の外周も
手水処
一部屋、一部屋、各教室を
仏への祈願の場である安明の間
納めに、神へお清めのご報告を
「皆さまの偉光会館です。ご家族や縁ある方々と使いこなしてください」と温かく呼び掛けてくださった供丸光先生
儀式の後は、供丸光先生が参列者と触れ合ってくださいました。各人があらためて心に刻んだこの地の実体。孤独の色があり、自我の強さが出ると、家族や大切な人たちと擦れ違ってしまう…。そうした寂しい人生を送らないためにも、家族で偉光会館に出入りしてほしい。神示を学び、豊かな心の人になって、必ず仕合せを手にしていただきたい。供丸光先生の愛いっぱいのまなざしを、しっかり受け止める参列者。「いろいろな人や物と触れることで、人生に生きがいが広がっていきます」とのお言葉から、大きく希望に包まれました。
深くうなずいたり、時に笑ったり。和やかな雰囲気で触れ合いが
「ありがとうございました!」感謝があふれて
「清魂の儀」の後は雲間から太陽が顔を出し始め、参列者の晴れやかな心を映すかのようでした。神のご存在を強く実感した人々は、あらためて教えに生きる思いを深めています。
「神殿にぬかずくと、自然と『ただいま』という思いが込み上げました。心の奥が温かくなって、神が『お帰りなさい』と迎えてくださったのを感じたんです。きょう、確かに神の御魂が宿されたのだと、涙が止まりませんでした。不思議ですが、新たな偉光会館には、旧館での歩みが受け継がれていることを感じます。これまで頑張ってきてくれた先輩方々のように、今度は私が“神と生きる価値”を語っていきます」
「学生時代は人になじめず、悩んだ時期も。でも、ここに偉光会館があったから、一つずつ乗り越えてこられました。儀式に立ち会わせていただく中で、『もっと自分から人に関わっていこう。今は未熟でも、いつか必ず、人の役に立てる人になろう』と決意が湧き上がりました。この感動を、地域の仲間や縁ある方々に伝えていきたいです」
現地の職員も熱い思いに燃えています。
「儀式の後は、偉光会館の空気がガラッと変わりました。『あの方はどうされているかな』『この方は…』と信者さんのお顔が次々に浮かんできて、『お一人お一人が救われていく』と強い確信が。神の力が宿された『救世の館』になったことを感じています。『建物の清めの儀』の際、供丸光先生は旧館があった土地も丁寧にお清めくださいました。これまで、この場所で築かれてきた救世の歴史を感じて、思わず心の底から『頑張ります』と誓いました。皆さまが、確実に仕合せを手にしていけるように、全力でお迎えさせていただきます」。
神の御魂が宿され、新たな救世の歩みが始まった静岡焼津偉光会館。4月20日にはいよいよ「新生式」が行われます。この機会を逃さず、私たちの心も共に“新生”! みんなで心を重ねてお祝いしましょう。