令和2年4月26日、北海道旭川偉光会館が、待ちに待った開所の時を迎えました。
このたびの開所に当たっては、神の館に神魂を宿す清魂の儀、ならびに開所式は、旭川と中継で結び、神総本部で挙行しました。距離は離れていても、確実に心がつながった、愛に包まれたひとときでした。当日の模様は、動画を配信する予定ですが、まずは、サイト上で感動の様子をお届けします。

神所を頂いた価値を胸に刻んで

開所式に先駆けて、真実の光会館光明殿で、清魂の儀が執り行われました。冒頭、教会長先生は、「きょうの祝いの日に、お一人お一人が、神に一筋にすがる真心を寄せて歩み抜き、確かな救いを手にする、その決意を誓ってほしい」と呼び掛けられました。
それを受けて神事が行われ、荘厳な雰囲気の中で、供丸光先生が旭川偉光会館に神魂を宿してくださったのです。儀式中、「案ずることは何もない」と、重ねて神示が表されました。立ち会った職員全員、どこまでも深い神の愛に、胸が打ち震えました。
今後、旭川偉光会館に足を運べば、いつでも神に接見し、心触れることがかないます。一人一人が、神の力に包まれた神所を頂いた価値、神が旭川の皆さまに館を託すと言われた重みを胸に深く刻みましょう。そして、社会状況が整ったならば、家族で折に触れて参拝し、教えを学び、六つの花びらの咲き誇る我が家を手にしてください。

 

家族で学び、教えの光る我が家に

清魂の儀に続いて、神総本部信光会館で開所式が執り行われました。

神奉仕供丸清先生のお話

かつての開所式は、直使が足を運ばれました。その代わりに残したもの。きょうも、旭川に神が置いてくれたものがあります。それが神魂、神の魂です。「人の心を穏やかにできる力」を持つ神。人の心に希望を生み出す、神の力です。
目には見えないけれど、確かに実在する「心」。わずか一瞬の心の動きが、未来の人生をつくります。心が回す仕組みが人間界の軸にあり、その仕組みのまま、幸、不幸が結果と出るのです。
怒り一つ、自分で抑えられないように、心は自由になりません。努力も大切ですが、努力だけで抑えた心は、水風船のように膨らみ、限界点を超えたときにパーンと破裂してしまいます。
神の館を願った理由は、ここに尽きます。自分ですら自由にできない心を、唯一抑えられるのが、当教会だけにある「祈願」と「神の教え」だからです。
変えられないはずの心を変えられる。すると、変わらないはずの明日が変わる。どんなに努力しても手に入らなかったであろう未来がやって来る。開運です。「未来が開き、大きく変わる」籍ある誰もが手にできます。

 

神主教会長先生のお話

北の大地にまた一つ、救いの館が開所いたしました。混迷を極める今の世、確たる救いが得られる環境に身を置ける信者の立場は、どれほど有り難いことでしょう。
生きがいある人生を送るための答えは、唯一、神が表される真理にあります。家族中で事有るごとに神の館に出入りを重ね、教えを心のありように生かしていくことです。縁のあった方に温かい関心を持ち、奉仕心の実践に目覚めることこそが、神魂への本当の感謝の真心です。その心掛けが自分の人生に返り、運命の階級を高めてまいります。
間もなく迎える神魂誕生20周年。歩みを加速するこの時に、幸福な社会の実現に向けて、自身の運命の力を発揮していくことが信者の務めかと思います。神は、目先の問題に心を振り回されず、一時一時の心の動きを真理に照らしてゆけば、何事も乗り越えられる、運命の力を培えると申されております。どうぞ、尊き神所を余すことなく活用し、名実ともにまことの救いの館へと育てていただきたいと思います。
最後に、偉光会館の竣工に当たり、多くの皆さまからの支えと、多大なる真心の寄進を賜りましたことを、心より御礼申し上げます。

 

教主正使者供丸光先生のお話

神総本部光明殿で執り行わせていただきました神事を通して、神の御魂が北海道旭川偉光会館に封じ込められました。まさに精神世界での儀式です。
今後、旭川の環境は、確実に変わると思います。人間は、良き環境の中に身を置き、正しい努力を重ねることによって、人生が磨かれます。旭川の皆さま方は、神魂に心重ねて生きる環境を頂きました。後は、家族で教えを学び、信者の道を歩む努力をしていくことです。
それでは、リーフレットの神示を読ませていただきます。
まず、平成29年9月10日に行われた建設用地清めの儀の際の神示です。神は、開所を迎えるに当たり、神の心に近づくことを呼び掛けられ、家族で教えを学び、家庭で生かすことをお教えくださいました。
さらに、令和元年7月28日の信者勉強会では、希望の光が通る心を学びました。そして、目指すべきは「真実の愛」の心を持つこととお教えいただきました。これは、お互いさまという感覚です。
最後に、令和2年4月26日、偉光会館開所式に向けて表された神示です。神は、教えを深く学び、人格を高める努力をすること、家族で偉光会館に出入りを重ね、教えのある家庭を築くことをお教えくださっています。そして、心正しい信者として生きる信念が、喜び多く、生きがいあふれた日々へと心を導いていくと、まとめられています。
このご神示を家族で学び、開所のこの日を、いついつまでも人生の記念日の一つに取り入れ、仕合せな人生を歩んでいただきたいと思います。本日はおめでとうございます。

 

神は「『神魂』宿りて、この地の姿は大きく引き上げられる」と予言されました。その喜びを味わい尽くせるように、心を、生き方を、磨き抜きましょう。

 

神にお届けしたい“感謝”と“誓い”の真心

旭川の地に神魂が根付き、尊い救いの御場所が誕生しました。
ここに、開所に寄せる、感謝の思いをご紹介します。