宮城偉光会館に若人が集合
笑顔いっぱいの一日に

全国的に青空が広がった、5月11日。山形と岩手から、青少年とその家族を乗せた団体バスが出発しました。行き先は、3月に“新生”を迎えたばかりの宮城偉光会館です。

偉光会館に到着。「どんな一日になるのかな…?」ちょっぴり緊張気味だった人も、温かい出迎えに笑みがこぼれます。
「遠い所から宮城に来てくださって…。バスが見えた時は、『ようこそ!』と胸が熱くなりました」「笑顔で迎えていただき、本当に感動しました」

 

参拝後は、地域の職員が偉光会館をご案内。歴史展示を見た方は、「大震災を乗り越え、“新生”の時を迎えるまでには、どれほどの歩みがあったか…」と胸がいっぱいに。

 

12:00からは「友輝会」へ。「“今”必要なことに気付こう」と、真剣な表情で臨みます。

 

一緒に昼食を取った後は、みんなでレクリエーション。会場中に笑顔があふれました。

 

「人に話し掛けるのが苦手…」と思っていた人も、隣り合わせた方と自然と会話が弾みます。大切なのは、相手に温かい関心を持ち、思いやる「奉仕の心」。少しの勇気を持って自分から動き出せば、一つ一つの出会いが必ず生かされていきます。

 

光友会」や、年代別の触れ合いでは、等身大の思いをディスカッション。仲間の姿に触れる中で、たくさんの気付きが生まれます。
「誰にでも明るく挨拶する人、率先してお弁当を運んだり、椅子を移動させてくれる人…。『あ、それ見習いたい!』という、良い刺激をたくさん頂きました」
「きょうは声を掛けてもらってうれしかったから、中学でも、自分から人に話し掛けたい。困っている人の力にもなりたいです」

自分を振り返り、つかんだ手応えを話す人も。
「皆さん、輝いていていいなと思っていましたが、話すうちに、悩んでいるのは自分だけじゃないって分かりました。私も、みんなみたいに教えで乗り越えていきます!」
「人との関わりを避けがちだったけれど、きょうは自分から声を掛けられました。すごく楽しく話せて、『私だって、やればできるんだ』とうれしかったです」
「職場の上司が怖かったんです。でも、思い切って話し掛けたら、面白い一面も見えてきて…。先入観を持っていては、縁が深まらないと反省しました」率直に語る仲間の話に、共感の輪が広がりました。

 

最後は、100名以上の仲間と記念撮影。みんなの輝く笑顔がはじけました。

 

「楽しかった!」「また会おうね」と、バスが見えなくなるまで手を振って。

 

神の教えを学ぶ者同士だからこそ、触れ合いから多くの発見があります。「そうやって教えを実践すればいいんだ」とヒントが得られたり、「神と歩めば、こういうふうに救われていくんだ」と自信が持てたり。「私もやってみよう!」と、勇気が湧く人も大勢います。青少年期から、信者仲間と触れ合うことによって、大いに自分をステップアップさせていけるでしょう。たくさんの感動や喜びを得たこの日。大切な“心のお土産”を持って、それぞれが明日に向かって歩み出しました。