仕合せに生きる姿を故人・先祖に報告
「神玉祭」でまことの供養を

家族とおなかを抱えて笑い合ったり、一緒に食事をして「おいしい!」と感動したり…。そんな喜びを味わえるのも、“今の自分”に命をつないでくれた、故人・先祖の存在あればこそ。真実の光会館 安明殿への内参道が通った今年、あらためて我が家のルーツを振り返り、感謝を深めた人も多いでしょう。亡き親の愛情に気付いた人、流せなかったわだかまりが消えた人…、数えきれないほどの奇跡が起きています。

光寿信者参拝時は、心を磨いて、仕合せを手にする姿を故人・先祖に伝え、安心感をお届けする「神玉祭」の期間でもあります。併せて、偉光郷神玉里偉光会館神玉園納玉(納骨)している人を対象に、それぞれの場所で「神玉祭」の儀式を実施。大切な故人・先祖に、家族が仲良く暮らす姿を報告しようと、多くの人が神の館に足を運んでいます。

 

厳かな空気に包まれた式場。参列者は、自然と居住まいを正して着席し、心を静めて儀式に臨みます。
開式に当たり、伝導師が神示を基に「先祖供養」の心を確認。「家族、縁者と共に過ごしてこられた『心の姿』はいかがでしょうか」「先祖供養は、形ではありません。神の教えを学んで豊かな心を育み、調和して生きる家族の姿を届けることです」。一人一人がうなずき、真剣な面持ちで耳を傾けます。

 

伝導師による祈願の詞(ことば)が始まると、故人・先祖へ向ける思いが引き出され、あふれる涙を拭う人の姿も。湧き上がる気持ちを届ける場面では、それぞれが今年得られた「心の成長」や、家族の縁が深まった喜び、さらには生前伝えきれなかった感謝など、心を込めて語りました。ご守護の中、大切な故人に思いが伝わった手応えに、「もっと教えに生きよう」「来年は、さらに仕合せな姿を見せたい」という決意も膨らみます。儀式後の式場は、不思議と温かな空気に満ちていて、誰もが晴れやかな表情を浮かべていました。

 

「仏の座への内参道がつながったことしは、例年以上に気持ちを真っすぐに届けられたように思います。年頭に体調を崩しましたが、そのおかげで『やり過ぎる』自分に気付けたし、親子の縁も深まったんです。家族それぞれが前進していて、みんなでうれしい報告ができました」
「儀式で感謝を語っていたら、『命ある今、縁あって出会えた家族を大切にしよう』と強く感じました。特に“心のつながり”を意識して、丁寧に会話したいです。それを、亡き妻も、親も、喜んでくれると思うので…。前向きに実践していきます」
「亡くなった祖母は、いつも私においしい料理を振る舞ってくれました。そこにどれほど愛がこもっていたか、大人になってから気付いたんです。だから、きょうは『かわいがってくれて、ありがとう。家族仲良くしているから、安心してね』とたくさん感謝を届けました。今、私が神と共に歩めているのも、元をたどれば祖父母のおかげ。私自身も、子供たちの手本となれるように、母としてしっかり生きていきます」
「『神玉祭』の神示に触れて、神へお届けする感謝も、故人・先祖に語る思いも、“教えに生きようとする心”があってこそ、と気が付きました。ことしは、人に求めることが減って、穏やかに過ごせたと思います。その喜びと、縁ある人の気持ちを大切に生きる決意を、あらためて両親に語りました。心がほんわかと温かくなって、確かに受け止めてもらったと実感しています」

 

故人・先祖の願いは、私たちが仕合せに生きること。課題に直面しているときは、教えで乗り越えようとする、決意を語ることが大切です。そこに故人は安心し、我が家に受け継がれる“心の道”が、確実に引き上げられていきます。また、納玉をしていない方は、真実の光会館 安明殿、偉光会館の安明の間で、心行くまで感謝を語りましょう。真心込めてご挨拶することで、確実に故人・先祖に思いが届きます。

真実の光会館 安明殿へ真っすぐつながった内参道を歩んで

安明殿では、誰もが真剣に思いを届けて

真実の光会館 安明殿でのご挨拶の様子

愛媛偉光会館の様子

佐賀偉光会館の様子

 

「神玉祭」の儀式は、神奈川県湯河原町にある偉光郷では、11月14日まで、予約制で行っています。
「神玉祭」の儀式の実施日時はこちら

偉光会館の日程については、こちらからご確認ください。

 

神総本部から偉光郷への団体参拝の様子

光寿信者参拝時の期間中、納玉されている方を対象に、神総本部と偉光郷を往復する、バスツアーを実施しています。「神玉祭」の儀式にも、ゆったりとご参列いただけます(若干の余裕があるコースがあります。ご希望の方は、神総本部 和光会館1階 栄地事業部受付でご確認ください)。