神が教えてくださる、「人としてのあるべき生き方」。それが軸にあれば、さまざまな価値観が飛び交う現代社会の中でも、ブレることはありません。時につまずいても、原因となった自分の心のクセに気付けるなど、出会いの全てを糧にできます。待っているのは、「開運」です。そのように希望あふれる人生を歩み抜くことを目指して、教えに生きることを誓う「『明魂』誓願の儀」。その誓いの思いを、一年一年、新たにする儀式が「福寿の集い」です。
「福寿の集い」は、神奈川県湯河原町にある偉光郷で、6月1日から実施。8月には、神総本部、偉光会館で行われます(※一部の偉光会館では7月にも開催)。
さつきの花が満開の偉光郷へ、全国各地から、明魂登録をした方と、立会人、立会補佐人、そしてご家族が訪れています。ここは、神が「御魂安置所」と表される神玉里(納骨施設)が整っている環境。親、先祖から受け継いだ良い生き方を磨き上げ、子や孫へと確かにつないでいけるから、故人も自身も心底安らぐ…。人々にとって、なくてはならない施設です。
偉光郷は、昨年から全面休館して改修し、5月に運営が再開したばかり。いよいよ参拝できる日を、多くの人々が待ち望んでいました。夫婦、親子で連れ立って足を運んだそれぞれが、久しぶりの景色を堪能しながら、ゆっくりと参拝。家族水入らずのひとときに、待ち時間にも話が弾み、自然と笑顔がこぼれます。
家族の和やかな雰囲気に包まれるお休み処
厳かな儀式会場では、雰囲気が一変。誰もが居住まいを正し、真剣な面持ちです。伝導師が読み上げる神示に耳を傾けながら、家族と縁を深めてきた日々を振り返り、涙を拭う人も。父母や伴侶、子、孫への感謝を深め、ますます高い生き方を我が物とする決意を神に届けました。立ち会った家族も、明魂登録者の願いを支えていけるよう、共に祈願します。
儀式を受けた各人の心は晴れ晴れ。「福寿の集い」で味わった感動を語ります。
「いろんな情報にのまれて、心が揺れるときもあるので、毎年、儀式を重ねていけるのがありがたいです。迷ったり、焦ったりしたときこそ教えに立ち戻り、一日一日穏やかな心で、大切に生きよう。儀式を受けて、その気持ちが深まりました」
「若くして亡くなった身内が多い中、命を頂き、80歳を超えられたこと、大勢の家族に恵まれたことに感謝しかありません。子供や孫には、私よりも仕合せに、長生きしてほしい。そのためにも良い生き方を心掛け、みんなに受け継いでいきたいです」
明魂登録をしたばかりの女性。「『明魂』誓願をしてから、家族に関わり過ぎたり、言い過ぎたりしている自分に気付けました。その修正を意識する中で、だいぶ穏やかになれて、家族までゆったりしたんです。儀式では、家族と過ごせる今を大切に、温かく関わっていくことを誓いました」と、どんどん心を高めています。
生きている「今」だからこそできる、心磨き。磨く理由は、家族と共に仕合せになるためです。お互いを敬い、ささいなことにも「ありがとう」と感謝し合える家庭。そのような、深い愛情と信頼で結ばれた生き方は、自然と世代を超えて受け継がれていくのです。