新たな神門や神殿が姿を現し、「新生式」に向け、着々と前進している石川小松偉光会館。現地では「いよいよ…」という期待を胸に、各人が家族や信者仲間と声を掛け合い、さらなる心の磨き上げに励んでいます。
そうした中、9月4日に、これまで使ってきた思い出深い備品を、改修後の既存棟に運ぶ作業が行われました。駆け付けたのは、約30人の有志の方々です。あちらこちらで、「手伝います」「ありがとう!」「こっちもお願いします!」と明るい声が飛び交い、初対面の人同士もあっという間に打ち解けたひととき。終了時には誰もが笑顔で、仲間と調和する心地よさを味わいました。
大きな備品はトラックでまとめて
お互いを思いやり、声を掛け合いながら
「たくさんの椅子を前に、『どれほど多くの人が、教えを学んできたんだろう』と思わずにはいられませんでした。誰もが仕合せを求めて、真剣に学びを深めてきたはず。その歩みがこもっている一脚一脚が、掛け替えのない物なのだと感じます。『子供や孫だけでなく、この地の全ての人に救われてほしい』『これからもお世話になります』という気持ちで作業に当たりました」
「開所当時は偉光会館の建築に、そして今は改築に携わらせていただいています。一つ一つの備品に愛着を持ち、建物を傷つけないように…と配慮しながら運ぶ皆さんの姿に、胸が熱くなりました。開所から変わらない、偉光会館を愛(め)でる思い。それを次代に確実に受け継ぐため、神の教えで生き方を高めます!」
「とにかく『楽しい』のひと言でした! 終始和気あいあいとしていて、お天気にも恵まれ、吹く風も爽やかで…。心が重なり合うと、こんなに全てがスムーズなんだなって感動です。いろんな人と触れ合って、『もっと人との出会いを大切にしよう、生かせるはず』と気持ちが新たになりました」
「信者としての年数や年代はさまざまでも、すぐにお互いを思いやり、一丸となれるのは、同じ教えを学ぶ仲間同士だからこそ…と思います。終了後、『活用させていただくのが楽しみですね』『それまで頑張りましょう!』と語り合う、皆さんの笑顔は輝いていました。かつて偉光会館の開所前、供丸斎先生は、この地の方々の仕合せを願われ、何度も足を運んでくださっています。そして、偉光会館の建立を実現してくださった直使供丸姫先生。お二方の御心をあらためて感じ、“新生”を迎える今、『一人残らずの方々が、さらに救われていくように』との思いを新たにしています」
最後は全員で記念撮影を