Welcome to 神総本部!
「海外の日」で有意義なひとときを

神示教会に籍を置く人々は、日本だけでなく、全世界に広がっています。令和6年は、アメリカとカナダに職員が出向いて、行事を実施しました。仲間と学び合い、職員と触れ、「次は『海外の日』で! See you」と別れてから約4カ月。今度は、アメリカ、カナダの他、イタリア、イギリス、スイスに暮らす人々が横浜の神総本部を訪れました。
「遠方からようこそ! お待ちしていました」と迎える職員。「会えてうれしい!」「元気だった?」と、待ちに待った仲間との再会です。

職員や仲間との再会を喜び合って

 

「来年もぜひ」との声が届くほど好評だった昨年に続き、2回目となった「海外の日」。11月13日から15日の神総本部での滞在を満喫し、仲間との縁も深め合える、有意義で貴重な機会です。「どんな人たちがいるのかな」と少し緊張気味の初参加の人、「昨年来られなかったから、すごく楽しみ」とワクワクする人…。「いろいろな人と触れ合いたい」と、初対面の人にも「Nice to meet you!」と積極的に声を掛け合う姿に、開始前から会場は活気に満ちていました。

 

「Welcome to 神総本部!」の掛け声で始まった初日は、「真実の光会館 内参道完成記念式典」の視聴から。3月に、神の座である光明殿と、仏の座である安明殿を結ぶ参道がつながり、救いの環境が格段に引き上げられて、今日があります。神総本部から遠く離れていても、神の教えに生きる中で、今までとは違う、自身の成長や変化を味わった人々。“神示教会で何が起きていたのか”“自分にとって、どんなに大事なことか”がつかめ、参拝に向ける心も、より一層深まりました。

 

1日目の宿泊場所となる偉光郷に向けて、バスで移動。海外から訪れている仲間がいると聞いて駆け付けた人々が、目いっぱいの気持ちを込めて手を振って見送る中、いざ出発です。

 

湯河原までの約2時間のバス旅は、仲間とじっくり触れ合える最初のひととき。さらに到着後は、同室になった人や他国の人との出会いがあり、食事やお風呂を共にする中で打ち解けて、あれこれと会話が弾みました。
「ことしは、難しさを感じていた人にどう関わろうかと思いながら学んでいたら、ヒントが見つかって、徐々に歩み寄れるように…」「周りには自己主張をする人が多いけれど、人としての生き方を学んでいるから、我慢したり、自分が折れる感覚もなく、ブレずにいられる」などと話が尽きません。仲間の語る言葉に、「私も同じ!」と共感したり、「自分もやってみよう」と勇気が持てたり…。中でも、みんなが大共感したのは、国や文化が違っても、神の教えは万国に通じる普遍の真理であることと、自分の性格を改善する努力の大切さ。「教えに生きて、生き方を高めよう!」が合言葉になりました。
今年、海外在住者に向けて表された神示に、「社会の変化にのみ込まれずに 流れに乗って生活できる」「日々夢を抱いて生きられる」とあったとおりのことを、それぞれが体験していたと、語り合う中で見えてきました。「神は 人類に 生きがい多い人生を手にする 知恵を教えている」のお言葉が、あらためて身に染みたのです。

相模灘からの日の出。雄大な自然に神を感じて

 

偉光郷は、親から子、孫へと、良い生き方や思いを太くつなぐために、なくてはならない施設の一つ。それは、納骨施設「神玉里」があるからです。大切な家族や先祖が生きた証しを神の御元に安置し、折々に参拝して、家族で仕合せな姿を届けていく…。そこに、故人・先祖の魂が安らぎ、子孫も繁栄していきます。偉光郷の価値を伝える職員に、誰もが真剣に耳を傾けました。「亡くなった親の魂も、ここなら安らかに…」「私も家族も、いつかここに入りたい」「家族に話して、一緒に来たい」などと、一家一家を末代までも救おうとされている神の深い思いが、心に染み渡りました。

神殿(右)と神玉里(正面)

 

2日目は、神総本部から程近い、神示教会創立の地に立つ宿泊処へ。供丸斎先生の思いが深くこもるこの地は、「欲心を抑え 救世心を育む 運命(ちから)が宿っている」(『真実の光・神示 令和5年版』105ページ)と神が示される所。職員が心を込めて握った寿司(すし)を堪能し、演奏家による音楽を楽しみ、部屋には「日本を感じてもらえたら…」と職員手作りの折り鶴…。さまざまなもてなしに、「私たちを思ってくれていることが、ひしひしと伝わって感激! まさに奉仕の心ですね。この精神を自分も実践したい」との声が聞かれました。

教会歌とともに、英語の曲も。みんなで歌い、笑顔のひとときを

 

最終日の11月15日は「聖日記念祭」に出席。先生方から、「きょうは、神の元に、海外からもお越しの皆さまが…」「横浜へようこそ」とのお声が掛かり、胸がいっぱいに。日本語が分からない人も、心に伝わるものがあったようで、「Very moving(とても感動した)」と喜びがあふれた様子。神総本部で学んだ忘れられない、特別な時間となりました。

 

あっという間の2泊3日。「納めの会」では、「あなたがいると空気が違う」と求められるような“愛深い人”を目指そうと誓い合いました。周りに笑顔が増えたなら、教えに生きて、成長している証し。「人としての生き方を学ぶ私たちからやっていこう」という夢も膨らみました。

「たくさんエネルギーをもらって力が湧きました! 周りの環境にのまれずに、“教えで生きる”を貫きたい」
「皆さんが温かく触れてくださって、私も穏やかな心になれました。帰りを待っている夫が驚くかも…。来年は、ことしよりも優しい自分になって、皆さんと会うのを目標にします」

最後は、「お互いに元気で、頑張りましょう!」「また会えるのを楽しみに!」とハグを交わして、いつまでも名残を惜しむ姿が。神の愛に包まれた環境で、教えを学ぶ仲間と共に過ごした、本当に特別なひととき。元気や明るさ、強さ、愛をたっぷりチャージしました。豊かな心をますます育んで、家庭で、職場で、地域で…と平和な世界が広がっていくことでしょう。