桜前線が北上している便りや、お花見を楽しむ人々の光景に、心がほっこりするこの季節。色とりどりに咲く花々は、私たちの心を癒やしてくれる存在です。
全国から神総本部に訪れる方々や道行く近隣の方々に、きれいな花を見て和んでいただけたなら…。そんな思いを込めて、愛光会館周辺の花壇作りのイベントが、3月30日に開催されました。参加したのは、実りの集い(小・中学生)の子供たちとその家族、総勢約50人。初めての土いじりにドキドキの子や、マイスコップ持参で慣れている子も、みんなで心を重ねて苗植えと種まきに挑戦!
「私たちは、教会にお越しになる皆さまが、気持ちよく過ごしていただけるように、植物の手入れをしています」。まずは、植栽の管理をしている職員の挨拶から。「きょうは一緒に楽しみましょう!」の呼び掛けに、「はーい!」と元気に答える子供たち。親御さんから温かい拍手が送られる中、いよいよスタートです。
職員の話を聞いて、「楽しそう」「早くやりたいな」という気持ちでいっぱいに(中央左奥;愛光会館)
「どれもいいな」花壇に植える花選びに、目を輝かせる子供たち。「これ、かわいい!」「色違いもいいんじゃない?」。親子であれこれ相談する姿も楽しそう
一つの花壇に、3組の家族で苗を植えていきます。「よろしくね」「かわいい花だね」。自然と会話が弾んで
お父さんからコツを教わりながら、植える深さなども微調整
「この花はどの場所がいいかな?」「次はどれにする?」。出来上がりを想像して、着々と植え付け。みんなと声を掛け合う中で、「これがいいね」と心が一つに
花を植えた後は、水やり。「お水掛けるね」と、小さな子も一生懸命。重いジョウロも、親子、兄弟で力を合わせて
通りかかった人も思わず立ち止まって、「きれいなお花を植えてくれて、ありがとう!」。子供たちの姿に感動の声も
それぞれの家族が選んだ花々が、不思議と調和した花壇の完成!
花壇だけでなく、プランター作りにも挑戦! まず鉢底石を敷いて、土を入れる種床作りから。ヒヤシンソイデスの球根と、コスモス、ジニア、ネモフィラ、マリーゴールドの種を植えました。
「ここもう少しかな」「土をならすね」。家族で声を掛け合って、誰もが一生懸命
指の第一関節くらいまでの穴を開けて、さあ、いよいよ種まき。「こんなに小さい種から、花が咲くなんてすごいね!」
「ちゃんと育ってほしいな」「花が咲くのを待ってるね」みんなの気持ちは、きっと届いているはず!
作業後は、愛光会館へ集合。「すてきな花壇ができました。きっとたくさんの人たちが喜んでくれると思います。これからもお花の成長を見守ってくださいね」。職員からの感謝の言葉に、子供たちの心は、人のために役立てた喜びでいっぱいに。
職員手作りの桜餅とお茶で、ホッとひと息。「桜のいい香りがする!」。初めて抹茶に挑戦して「にがーい。けど、おいしい」との感想も
「種を植えるのが楽しかった!」「きれいな花壇ができて、うれしいです」。感想を発表しました
帰りには、「今度来るのが楽しみー。元気に育ってね!」とプランターに声を掛けていく子供たち。そんな我が子を見る親御さんも、うれしそうです。
「ジョウロを重そうに持つ子を息子が手伝っていて…。その姿に感動しました」「お花や植物が大好きで、自然に触れて命を大事にする子に育ってくれているのを感じます」と語っていました。
「きれいな花で、みんなを笑顔に!」。小さな命を愛(め)でたり、人に役立つ喜びを味わったり…。参加した一人一人の心に、優しさという花が、ますます開いていくことでしょう。
みんなで、お花ポーズ! 参加者の笑顔が満開に咲きました
プランターの花は、夏から秋に咲きます。神総本部に来られた時は、ぜひお立ち寄りください
次回のお楽しみイベントは、4月26日、27日。
「親子でトライ! おいしいホットケーキデコレーション」です。各実施日の3日前が締め切りとなっています。ぜひ、お早めにお申し込みください。
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