偉光郷は、縦の「心の道」をつなぐために、神総本部の真実の光会館と一体となって、欠くことのできない施設です。真実の光会館「光明殿」では、神の道を通して、実体の修正を願い、「安明殿」では、故人・先祖にそうした努力をする姿を届けて、仏の道を通します。やがて迎える人生の終日。生きた証しである遺骨(玉/ぎょく)を“御魂安置所”である「偉光郷」へ。子に、孫にと続く「心の道」を、太くつないでいくのです。
改修工事で救世環境が大きく引き上げられた偉光郷
この「偉光郷」の救世環境を引き上げる改修工事は、約4カ月にわたって全面休館をし、一部を除いて大半が終了。5月1日から、参拝、儀式、食事、宿泊と、運営を再開できる運びとなりました。
一部工事は7月まで続きますが、神殿、神玉里をはじめ、作業が完了した施設を使用し始めるに当たり、4月18日、教主正使者供丸光先生による「清魂の儀」「建物の清めの儀」が執り行われました。
まず神殿、光明の間では、神の御魂をあらためて宿し直す、「清魂の儀」が。供丸光先生は、「一人一人を導き、守ってくださるように、神の力を宿させていただきます」と、入魂の業を施されました。
厳粛な雰囲気の中で「清魂の儀」が。供丸光先生が、響き渡るほどの大きなお声で九字を切られると、空気が一変。神の愛に包み込まれる感覚に
続いて、供丸光先生は、「神魂の力が宿され、神魂を通して神と心を重ねることがかなうようになった今、改築した偉光郷に、ますます多くの人々が思いを寄せてくださるように…」と、各所の清めに当たられました。
このたびの改修では、神殿入り口の垂れ壁が一部撤去されて、正面から教会徽章がくっきり見えるように。各自がより一層神魂を意識して、祈願に臨める造りになりました。
教会徽章が輝く神殿の入り口を丁寧にお清め
故人・先祖へと思いを届ける祈願の場として、神玉里に「安明の間」を整備。神魂のお力で、家族の心を故人へと確実につなぐ環境が、また一段と引き上げられました。
土間が横に広がった安明の間。故人への思いを届け、深い安らぎを
1階の儀式会場は、2室から3室に増加。「玉納奉寿」(葬儀)、「神玉の儀」(納骨)、「明生の儀」(追悼)をはじめ、「福寿の集い」「神玉祭」といった大勢の方々が訪れる儀式も、円滑に行えるようになります。
真新しい白木が輝く、広々とした新設の儀式会場
儀式会場の隣には、神玉里に納骨するに当たり、大切な故人の遺骨(玉/ぎょく)をお預かりするための、「玉 受納室」も整備されました。供丸光先生は、「故人の魂が神魂に包まれ、穏やかに…。その姿を家族、縁者の皆さまが味わえる空間となりますように…。そして、悲しみが癒やされますように…」と願われ、お清めをしてくださいました。
新たに設けられた「玉 受納室」。故人の玉を神の御元に預けて確かな安心感を
この施設(かんきょう)を通し
縦の「心の道」がつながることで
信者は
真実の仕合せを手にできる
こたびの改修をもって
この施設は
今までにも増して
救世の運命(ちから)を
いや増してゆく
(令和7年4月18日 偉光郷改修工事 清魂の儀)
「光明殿」「安明殿」「偉光郷」、三つが一体となり、各家を救う救世環境の力が、また大きく引き上げられました。これまで以上の成果が出る時を迎えています。
5月1日からは、いつでも参拝でき、「玉納奉寿」や「神玉の儀」などの儀式もお受けいただけます。食事、宿泊の利用も可能です。6月、7月には、「福寿の集い」も開催されます。どうぞ、折に触れて、家族、身内と足を運び、一族丸ごとの救いを手にしましょう。
なお、儀式会場と秀和の道会館とを結ぶ連絡橋の設置工事が、7月まで続く予定です。いましばらくご協力いただけますように、お願いいたします。
当日の神示は、「菜の花ひろば」でご確認いただけます。